柳井正の見方・考え方

著者 : 片山修

• PHP研究所 (2009年9月17日発売)

作品紹介・あらすじ

990円の衝撃。高い目標、高い到達点。商売人から経営者へ。不況もチャンスにするユニクロ快進撃の極意をつかむ。

感想・レビュー・書評

[ichiro.marinersさんの感想 · 2018年10月23日]

ユニクロのＣＥＯ柳井氏のインタビューを基にしたユニクロ戦略の解説本。ドラッカーは「変化はコントロールできない。できることは変化の先頭を行くことのみである」と言った（と思う）。このことを地で行く柳井氏の考え方、行動力は尊敬に値する。これを一年前にしることができていれば、きっとユニクロ株をしこたま買った今頃はウハウハだったのだが。残念。

[takeoverjpさんの感想 · 2010年6月5日]

柳井正の入門にちょうどいいのではと思い購入。実際読みやすく、有名なエピソードが網羅されていたので満足。いくつかのエピソードは、本の中で何度か使いまわされていたが、それも重要度を測る尺度として考えれば有用かと。読むのにかかる費用、時間の割りに得られるものは多いと思う。

[masashi1020さんの感想 · 2010年4月13日]

ぱらぱらっとしか読んでないけど、ちょっと大雑把すぎて、先に読んだ柳井さんの本「一勝九敗、成功は・・・」以上の内容は書かれてなさそう。第三者的に分析・解釈された本であることを期待したのだが・・・。見栄え良く、取っつきやすく簡単にまとめた感じとでも言いましょうか。

著者プロフィール

片山　修（カタヤマ オサム）
ジャーナリスト
愛知県名古屋市生まれ。経済、経営など幅広いテーマを手掛けるジャーナリスト。鋭い着眼点と柔軟な発想力が持ち味。経営戦略、マネジメントにも造詣が深く、長年の取材経験に裏打ちされた企業論、組織論、人事論、時代論には定評がある。2001年から2011年まで学習院女子大学客員教授を務める。
『時代は踊った――オンリー・イエスタディ‘80s』(文藝春秋)、『ソニーの法則』『トヨタの方式』(以上、小学館文庫)、『本田宗一郎と「昭和の男」たち』(文春新書)、『ふるさと革命――“消滅”に挑むリーダーたち』(潮出版社)、『社員を幸せにする会社』『技術屋の王国――ホンダの不思議力』『豊田章男』(以上、東洋経済新報社)など、著書は60冊を超える。

「2021年 『山崎正和の遺言』 で使われていた紹介文から引用しています。」