- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569777733
感想・レビュー・書評
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こんな仏像は、こんな御利益があるよ!という、御利益本。
だけではないのが、著者のすごいところ。
各仏像の由来や逸話、姿形の意味、持っているものの意味が、細かく書かれている。
どんな仏様なの?
どんな姿をしているの?
どこに行ったら会えるの?
単なる「恋愛成就の仏様はここ!」「金運にはここ!」というものでなくて、よかった。。
仏像の種類がこんなにあるとは思っていなくて、そこに驚いた。
私は、どちらかというと、御利益よりも芸術作品として仏像を観に行ったり、寺社の雰囲気を味わいたくて行っている。
(表向きのネタとして、御利益目当てを公言しているが。。。笑)
同じ四天王像、阿弥陀如来像、薬師如来像でも、お寺や、作り手が違えばお顔も姿も変わってくる。
偶然、自分が好きなタイプに出会うと、ものすごく幸せな気分になる。
それも御利益なのかもしれない。
ものの捉え方。それ一つで、御利益をもらえるか?もらえないか?って変わると思う。(著者も違うニュアンスで、似たようなことを書いてたけど)
さて、次は、どなたに会いに行こう?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
参考になった。興味が深まった。
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仏像はやっぱり祈りの対象だよね・・
そんな気持ちがあって 図書館で取り寄せた本
パラパラ見て 驚いた
記憶力を鍛えたいなら
幸運を呼ぶおしゃれのコツを学ぼう
夫婦喧嘩のコツを教えてくれる
などなど
人生に関する悩み
仕事の場で力を発揮したい時
恋愛力をつけたい時
家庭の問題と言えの安全にご利益がある
心身ともに元気でいたい時
来世に関する心配事を減らしたい
といった分類で、事細かにご利益が挙げられている!
うわぁ、完全なご利益狙いかぁ! と
ショックで しばらくは放置状態に
でも 恐る恐る 少しずつ 読んでみると
ショッキングなタイトルとは違って かなり真摯で深い内容
雑誌編集に20年かかわったという著者だけに
タイトルで掴んで 深く読ませるという 構成力に脱帽
仏さまの歴史や由来などが中心の内容になっていて
その仏像がどこで見られるのかも 記載されています
東京の寺院もたくさん紹介されているのが とても嬉しい!
今度、会いに行ってみようっと !(^^)!