- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569779362
感想・レビュー・書評
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図書館で借りました
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ラジオプロデューサー、ジャーナリストの肩書をもつ一女の父親の著書。
私も娘が9歳になり、ふと勉強を見だすとあまりにトンチンカンでびっくり。呑気な娘、私自身も受験勉強に疑問もあり立ち止まるなか、図書館でこの本を手に取りました。
職場である保育園の教育方針を考える上でも役に立ちました。色々前向きに、叱らず!試してみようと思います。
【印象にのこったこと】
★見える学力見えない学力
=両方ないと社会で活かせない
★「親はなくても子は育つ」は時代錯誤
★受験は決して悪いものではない。
「見える学力」「見えない学力」を鍛える絶好の機会
*本物に触れさせる
*比べない。
*怒らない、次の作戦を考える
*なぜ?どうして?ディベート
*漢字、四文字熟語は遊び感覚でのばす
*計算はゲーム感覚、文章題はイライラしない -
2010年7月
川口市立図書館で借りて読みました。 -
「見えない学力」=思考力や表現力、想像力、集中力といった、簡単に数字では表せない学力を家庭で伸ばすことが重要。(p14)
「調べさせる」ことで、子供の知的好奇心を煽り、集中力も鍛えられる。(p44)
ピグマリオン効果-親が子供の将来性に確信を持ち、「この子は必ず伸びる」と信じて接すれば伸び、そうでなければ伸びない。(p45)
子供の学力を伸ばしたいなら、親子でできるだけ多く共同体験の機会を持つことが重要。手伝い等。(p96)
「認めて、任せて、ほめる」
子供のやる気を引き出すには、子供を認め、ある程度まで任せられるところは任せて、良い点を褒める。(p103)
親としてできる当り前のことを、長い年月、継続してやり続けた家庭の子供は強い。(p107)
子供への接し方
「そこそこ、ちゃんとやっているか」
「性格的にいい子に育っているか」
この2点だけは気をつけて、「認めて、任せて、ほめる」に徹する。
そして、子供が素直に話をしてくれたら、まずそのことを「よく話してくれたね」とほめ、「じゃあ、パパとどうすればいいか作戦を考えよう」と、子供の心がパッと明るくなるような話し方で接する。(p120)
ハッピーエンドの苦労話を聞かせる(p124)
①楽しそうに話す
②具体的に語る
③あくまでもハッピーエンド(成功した)のネタを選ぶ
「努力した結果、○○できた」
というストーリーは子供の背中を押す。(p128)
家族でニュースを話題にすることで視野が広がる。(p131)
「はい」「いいえ」で答えられる質問ではなく、子供に語らせる質問が効果的。(p144)
子供に感動を与えるコツ(p146)
・博物館や自然体験など「本物」に触れさせる。
・庭に季節の花木を植える。季節の草花を栽培する
・記念日を盛大に祝う。
自分と比べてほめると、子供は得意満面になる。(p149)
子供とお風呂、子供と散歩、子供と旅行で、父子関係は密になる。(p155)
集中力を高めるために、片づけのお手伝いをさせる。片づけは、次の行動へと移る気分の切り替えスイッチになると同時に、何をどこへ片づければ取り出しやすいかなどを考える訓練になる。(p177)
人は一回学習しだだけでは、翌日には大半を忘れてしまう。逆に2回繰り返すと3割が頭に残り、3回繰り返すと8割を覚えていると言われる。(p188)