頭のいい子が育つ10歳までの習慣

著者 :
  • PHP研究所
3.54
  • (4)
  • (1)
  • (7)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 48
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569779362

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 図書館で借りました

  • ラジオプロデューサー、ジャーナリストの肩書をもつ一女の父親の著書。
    私も娘が9歳になり、ふと勉強を見だすとあまりにトンチンカンでびっくり。呑気な娘、私自身も受験勉強に疑問もあり立ち止まるなか、図書館でこの本を手に取りました。
    職場である保育園の教育方針を考える上でも役に立ちました。色々前向きに、叱らず!試してみようと思います。

    【印象にのこったこと】
    ★見える学力見えない学力
    =両方ないと社会で活かせない

    ★「親はなくても子は育つ」は時代錯誤

    ★受験は決して悪いものではない。
    「見える学力」「見えない学力」を鍛える絶好の機会

    *本物に触れさせる
    *比べない。
    *怒らない、次の作戦を考える
    *なぜ?どうして?ディベート
    *漢字、四文字熟語は遊び感覚でのばす
    *計算はゲーム感覚、文章題はイライラしない

  • 2010年7月
    川口市立図書館で借りて読みました。

  • 「見えない学力」=思考力や表現力、想像力、集中力といった、簡単に数字では表せない学力を家庭で伸ばすことが重要。(p14)

    「調べさせる」ことで、子供の知的好奇心を煽り、集中力も鍛えられる。(p44)

    ピグマリオン効果-親が子供の将来性に確信を持ち、「この子は必ず伸びる」と信じて接すれば伸び、そうでなければ伸びない。(p45)

    子供の学力を伸ばしたいなら、親子でできるだけ多く共同体験の機会を持つことが重要。手伝い等。(p96)

    「認めて、任せて、ほめる」
    子供のやる気を引き出すには、子供を認め、ある程度まで任せられるところは任せて、良い点を褒める。(p103)

    親としてできる当り前のことを、長い年月、継続してやり続けた家庭の子供は強い。(p107)

    子供への接し方
    「そこそこ、ちゃんとやっているか」
    「性格的にいい子に育っているか」
    この2点だけは気をつけて、「認めて、任せて、ほめる」に徹する。
    そして、子供が素直に話をしてくれたら、まずそのことを「よく話してくれたね」とほめ、「じゃあ、パパとどうすればいいか作戦を考えよう」と、子供の心がパッと明るくなるような話し方で接する。(p120)

    ハッピーエンドの苦労話を聞かせる(p124)
    ①楽しそうに話す
    ②具体的に語る
    ③あくまでもハッピーエンド(成功した)のネタを選ぶ

    「努力した結果、○○できた」
    というストーリーは子供の背中を押す。(p128)

    家族でニュースを話題にすることで視野が広がる。(p131)

    「はい」「いいえ」で答えられる質問ではなく、子供に語らせる質問が効果的。(p144)

    子供に感動を与えるコツ(p146)
    ・博物館や自然体験など「本物」に触れさせる。
    ・庭に季節の花木を植える。季節の草花を栽培する
    ・記念日を盛大に祝う。

    自分と比べてほめると、子供は得意満面になる。(p149)

    子供とお風呂、子供と散歩、子供と旅行で、父子関係は密になる。(p155)

    集中力を高めるために、片づけのお手伝いをさせる。片づけは、次の行動へと移る気分の切り替えスイッチになると同時に、何をどこへ片づければ取り出しやすいかなどを考える訓練になる。(p177)

    人は一回学習しだだけでは、翌日には大半を忘れてしまう。逆に2回繰り返すと3割が頭に残り、3回繰り返すと8割を覚えていると言われる。(p188)

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

政治・教育ジャーナリスト、大妻女子大学非常勤講師。1962年愛媛県生まれ。早稲田大学大学院公共経営研究科修了。京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。文化放送入社後、政治・外信記者を経てアメリカ留学。帰国後、ニュースキャスター、江戸川大学講師、報道ワイド番組チーフプロデューサーを歴任。
現在は、文化放送報道デスク、京都大学現代政治研究会研究員、学びの未来研究所研究員。「父親力」の提唱者として知られ、執筆や講演も多い。
著書は、ベストセラー『頭のいい子が育つパパの習慣』(PHP文庫)をはじめ、『子どもの才能を伸ばすママとパパの習慣』(講談社)、『中学受験――合格するパパの技術』(朝日新書)、『「これからの学力」は親にしか伸ばせない』(青春出版社)、『ラジオ記者、走る』(新潮新書)、『安倍政権の罠 単純化される政治とメディア』(平凡社新書)、『すごい!家計の自衛策』(小学館)ほか多数。
公式ホームページ http://k-shimizu.org/

「2021年 『子育て2.0』 で使われていた紹介文から引用しています。」

清水克彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×