小澤征爾 指揮者を語る 音楽と表現  (2020120313)

著者 :
制作 : 100年インタビュー制作班 
  • PHP研究所
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本棚登録 : 122
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569782249

作品紹介・あらすじ

スクーターひとつ持って貨物船に乗り込み、初めてフランスに渡ってから、世界最高峰の指揮台に立つまで。西洋音楽に挑んだ半世紀を語る。各界一流のプロの半生をインタビューで解き明かす人物ドキュメント、NHKBSプレミアムで放送中の「100年インタビュー」。番組で語られた珠玉の言葉の単行本化、第6弾。

感想・レビュー・書評

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  • 会話を本にしているので、ちょっと読みにくいかなぁと感じた。
    ほんとにこの世界で生きてきた人なんだな。

  •  NHKの番組「100年インタビュー」の内容を本にまとめたもの。アナウンサーの有働由美子さんが的確なインタビューで、小澤征爾さんの活動と音楽観を本人から言葉で引き出す。小澤さんの柔らかく鷹揚な人柄、音楽に向かう勤勉さがひしひしと伝わってくる。

  • 言語を超えた人類普遍のコミュニケーションツール。音楽に、指揮にどのように向き合っているのか、断片的なインタビューでしかないが垣間見える。
    あと、字がデカい。お笑い芸人のネタ本かってくらいデカい。

  • 20140605読了
    2012年出版。NHKのBSで放送された番組から構成された本。有働アナウンサーによるインタビュー。

  • 内容的には、村上春樹の「小澤征爾さんと、音楽について話をする」や、「ボクの音楽武者修行 」、石井清司の「小澤征爾と子供たちへのまなざし」等に書かれた内容のエッセンスがまとまった本...。小澤征爾に関する本を読んだことない人にはいいかも。
    それにしても、字がでかい。子供が読む「かいけつゾロリ」の活字の大きさに匹敵するぞ。出版社は、この本を手に取るターゲットはどの年代を考えていたのかな?

  • 有働由美子さんによるインタビューをまとめたもの。
    音楽の作り方、サイトウキネンオケのこと、ウィーンでの生活など、興味深い話が次々と・・。

  • やっぱ小澤征爾すごいです。子供向けの字の大きな本なのに、音楽を表現することの本質について語ってる。
    楽譜を書いた人の気持ち!とか、分奏!だけじゃなくて、誰が書いたのか、どんな経緯なのか、生まれなのか、生き方なのか、を考える必要があるって。
    われわれはドイツ人じゃないし、なれないけど、それを国の癖にとらわれずに研究できるのもよいという。
    あとはあれね、ロシアね。年を重ねて、in tempoよりも流れを重視するようになったという。バラけるんじゃないかしら!という心配は若い頃にしたけど、いまはちょっとぐらいそれを犠牲にしてもいい、と言えてる。

  • 音楽は好き。でも知識はゼロ。楽器演奏はおろか、楽譜を読むことさえできない。
    加えて、音感・リズム感・音楽センスはゼロを通り越してマイナス。
    そんな私でもやっぱり好きだから、いろいろ触れてみたいという興味は尽きません。

    指揮者とは何か。

    【本書抜粋 小澤征爾】
    作曲家が五線紙の上に書いたものを、生の音にしてお客さんに出すとき、
    どういうふうに理解をするか、その理解力がないと駄目。
    そのためには作曲家のスタイルをわからなければいけないし、時代背景も知っておかなければいけない。
    それから作曲家の癖や、精神も理解しておかなければいけない。もちろん作曲家の技術も。

    作曲家が楽譜に書き添える情報には限度があるわけ。(中略)そうなってくると、指揮者という存在がとても大事になってくる。
    ---

    音楽とは何か。

    【本書抜粋 小澤征爾】
    楽の根源は、人間の声から始まったと、我々は思っているわけ。
    それから楽器は、声の代わりに音楽をつくってきた。(中略)音楽の根源は声だとすると、息を吸うことは絶対必要で、
    管楽器は息を吸わなければいけないけど、バイオリンなどの弦楽器は息を吸わなくても弾ける。
    しかし、そこのところで、息をみんなにうまく吸ってもらう(インバイトをする)指揮者もいて、それがいい指揮者だと言われる。
    ---

    読了して本書そのものについて、一言。
    本書はNHKBSプレミアムで放送された「100年インタビュー」を単行本化したものだそうです。
    素直な印象は「やはり映像はいろいろな要素を自然に補完してしまう。映像をそのまま活字化したのでは、書籍としての質は保てない」というものでした。
    正直なところ、インタビューアもその役目を果たせているとは言えず、表面的な質問に終始してしまっているのが残念です。

  • ドキュメンタリー番組(長野朝日放送)
    ●番組タイトル 「小澤征爾の背中」
    ●放送時間  2012年12月29日(土) 午後12:00~12:55
    ●内   容
     20周年を迎えた「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」今年、このフェスティバルに大きな転機が訪れました。大病を乗り越えた小澤征爾総監督の一年間の休業宣言・・・
    「総監督不在」が問いかけたもの・・・
     20年の歩みを振り返りつつ、自立の階段を迎えたフェスティバルのこれからの姿を展望します。
    関連リンク  http://www.abn-tv.co.jp/

    クラシック音楽番組(NHKEテレ)
    ●番組タイトル らららクラシック
    ●放送時間  2012年12月31日(月)午後9:15~午後11:15
    ●内  容  
     2012年の日本のクラシック音楽シーンを凝縮した年末特別企画!
     「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」で今年小澤征爾総監督から舞台を託された若手指揮者、山田和樹さんの舞台裏リポートなど、盛りだくさんにお伝えします。
    関連リンク  http://www.nhk.or.jp/lalala/next.html
    サイトウ・キネン・フェスティバル松本実行委員会

    PHP研究所のPR
    「各界一流のプロの半生をインタビューで解き明かす人物ドキュメント番組「100年インタビュー」(NHKBSプレミアムで放送中)。指揮者の小澤征爾氏をNHKの有働由美子アナウンサーがウィーン国立歌劇場に訪ねてインタビューを行なった。本書は、番組で語られた珠玉の言葉を単行本したもの。
    もとはピアノを勉強していたが、中学時代ラグビーで手をケガをしたため、のちのサイトウ・キネン・オーケストラにつながる恩師斎藤秀雄に指揮を学ぶ。海外の指揮者の演奏に衝撃を受け、貨物船に一人だけ客として乗せてもらい渡仏。ブザンソンの国際指揮者コンクールでいきなり1位を獲得するが、仕事が来ずに帰国を迷う。パリに来ていた作家の井上靖に励まされて思いとどまり、その後カラヤン、バーンスタインに師事。
    名だたるオーケストラの音楽監督に次々と就任し、世界の小澤となるまで。そして日本人が西洋音楽を理解するとは?いい指揮者とは何か、を語る。」   

  • 読みやすく書かれている。
    小澤さんの音楽に対する姿勢・楽譜をどう読み表現するかが書かれており興味深い。
    次回、オケを聞きに行くときは作曲者の想い、指揮者の想い、プレイヤーの想いを含めて、音楽をかみしめたいと思えた。

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