- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569783765
作品紹介・あらすじ
ここはぼくらのひみつけんきゅうじょ。いつでもどこでもけんきゅうだ。けんきゅういんのふたりが、見つけた棒の上を歩いてみると……?
感想・レビュー・書評
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2016年6月17日
装幀/本澤博子詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ノスタルジーを感じる。作者が同年代だから?
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★★★★☆
昭和の香りがする下町を舞台にした懐かしく不思議なお話です。
エム研究員とエヌ研究員は路地裏のヒミツを発見しては研究を繰り返す、ヒミツ研究所の所員なのだ。
所員は二人だけではなくって・・?
みんなで共有するヒミツの朱色が画面に映える。
現代っ子の感想はどんなもんかな?
(まっきー) -
えむ研究員とえぬ研究員、そして猫のえるが今日もいろいろなことを研究。
棒はサーカスの棒渡りの棒に。
途中で友達がやってきて、三輪車は焼き芋製造機に。
縄跳びの紐はジャングル探検の中で出遭うヘビに。
ヤカンは宇宙船に。
傘は閉じるとキノコになり、キノコの中でかくれんぼ。
風が吹いてやかんを被った女の子は大王ダコになり小舟に乗った研究員たちを襲う。
夕暮れ時になり今日はさよなら、また明日も研究。
空想するって大事。
見立てて遊ぶのは楽しい。
きのこの中のかくれんぼと焼き芋製造機が面白かった。
全体的に白黒で部分部分に赤い色がついている落ち着いた画面になっている。