超短編小説で読む47都道府県 旅する54字の物語

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569789767

作品紹介・あらすじ

地理、観光、名物、特産、ご当地あるある――自宅で気軽に日本一周!

あなたはこの物語の意味、わかりますか――?
◆愛媛名産の果物をテーマに連載小説を書いて欲しい。この依頼を受けて五十年経ったが、一向に最終回に辿り着かない。
◆今年は八百万の神も一斉には集まらない。県をまたいでの移動は自粛し地元だけで開催。「結局いづものメンバーだな」
◆魚を捕まえるだけで稼げる仕事がある。そんな話を鵜呑みにしたのが良くなかった。気づけば私は鳥の姿になっていた。
◆「田沢湖は年々深くなっているらしい」噂の真相を調査しに行った研究チームからの報告が、今朝ブラジルから届いた。

……など、子どもも大人も虜にする、日本津々浦々の82話を収録。
物語の解説&他の物語は、ぜひ本書でお楽しみください!

【目次】
地球の観光名所/惑星まりも/雪まつりの中の人/世界を変えるリンゴ/せいかんトンネル/真・わんこそば/二枚タン/泣く子/深すぎる湖/蝉岩/駒の赤ちゃん など

感想・レビュー・書評

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  • 短く、読みやすく、かつ都道府県の知識も入る。
    サクッと読めて楽しめました。

    住んでるところ、地元、旅行でいったところ、
    まだ行ったことがないところ…
    ふむふむ、そうなのか!と興味深かったです。

  • 期待しすぎた。

  • あ、赤べこ…
    シーサー…
    小さくて生き物じゃないはずのやつらが健気なことしてるネタに弱いな…

  • 特徴を掴んでいておもしろかった(各都道府県の)

  • 日本の地理が知れて、とても便利だし、54字で収まるので、すごいと思いました。「なるほど」と思うのがたくさんあってとても面白かったです♪

  • 9字6行~北海道から沖縄まで~洒落てるなぁと感心したのは大分:地獄から地上に転職した鬼の失敗談。人に「極楽だー」と言われては

  • この本は日本のお祭りや特徴が分かる本です。あと、下の部分に魅力というのがのっていておもしろい本です。

    わたしがとくにすきなページは、うつのみやのぎょうざのページです。ぎょうざが生き物のようにあらわされているところが好きです。

    ちなみにこの本は中学年向きです。

  • かなり面白い

  • 人気の観光スポットは、コロナが怖いし、行きたくない。この本を参考にして、穴場な辺りをそろそろ旅行したいなあ。(#54字感想)

  • 54字の物語、今回のテーマは都道府県。それぞれの都道府県に関する雑学もあり、勉強にもなるかも。
    やはり地元のネタには反応してしまいますね。「柿食えば」と「鹿化せんべい」……なるほど! 「ノリのいい被害者」も、関西人ならわかりますねえ。

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著者プロフィール

平成元年、愛知県生まれ。企画作家。株式会社考え中代表。著書に、1話54文字の超短編集「54字の物語」シリーズ(PHP研究所)、世界最短の怪談集「10文字ホラー」シリーズ(星海社)、当たり前のことを詩的な文体で綴った『あたりまえポエム』(講談社)、迷惑行為をキャラクター化した『カサうしろに振るやつ絶滅しろ!』(小学館)など。「ツッコミかるた」や「ブレストカード」など、ゲームの企画も手がける。CHOCOLATE Inc.にプランナーとして所属。

「2023年 『意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の物語X』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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