- Amazon.co.jp ・本 (109ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569790909
作品紹介・あらすじ
こんなにも豊かな地球。多様な生き物たち。かけがえのない生命が、いま危機に瀕している。
感想・レビュー・書評
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開発目標15:陸の豊かさも守ろう
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射貫くようなまなざしに惹かれて手に取った。
絶滅危惧種達の美しい写真集。
どの生き物も、見れば見るほど見事だ。
被写体が見事なだけでなく、まるで奇蹟のような一瞬を写した写真集だ。一人でこれだけの写真を撮ったのか…驚異的だわ。
木材チップや紙製品のために、こんなに素敵な生き物が住む森を滅ぼしていいの?豊かさってなんだろう?そんな気持ち。 -
最近、動物番組とかで可愛い動物として取り上げられる動物たちも絶滅の危機に瀕している。
ちゃんと現実を包み隠さず教えてくれる番組は少ない。
数字で報告されても見えてこない真実、如何に多いことか。 -
難しい本を読むより1枚1枚の写真が語りかける真実は、はるかに重いものがある。思わずどうやって撮ったのだろうと思ってしまうような、大自然の中に限りなく踏みこんで撮影された生物写真の数々は、まったく素晴らしい迫力だ。
しかしその美しい写真の説明に記されている動物や植物の名前の後に添えられた、「絶滅危惧種」とか「準絶滅危惧種」という言葉が痛々しい。そしてモノクロページに綴られている、とどまるところを知らない環境破壊のショート・レポートが心に突き刺さる。生物多様性の年であるだけに、一人でも多くの人に見て、そして読んでほしいと思う写真集だ。