地理と気候の日本地図 (PHPサイエンス・ワールド新書)

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569798110

作品紹介・あらすじ

盆地が暑くなる要因であるフェーン現象の正体や、やませやからっ風、六甲おろしが吹くしくみなどの「地元の常識」と、「金沢市の年間降水日数は178.1日」「8月の大阪市の平均気温28.4℃は那覇市よりも高い」といった驚きの数字を網羅。さらに、北海道陸別町で見られるオーロラ、徳島県牟岐大島の千年サンゴ、八代海の不知火など自然の妙なる特殊現象も紹介する。地理と気候の基礎知識を楽しむ、文理融合の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 第八章 「不知火」の正体は?
    九州は自然災害の常襲地。
    長崎市 1時間の降水量153mmの日本最高記録
    宮崎県えびの市 月降水量2299mm および 年降水量8670mmの日本最高記録

    熊本は周りをいろいろな県に囲まれ、いろいろな気候がある。
    阿蘇カルデラから“まつぼり風”

    沖縄はケッペンの気候区分では熱帯

    日本のいろいろな気候について知ることができた。

  • 新書文庫

  • 新書。地理の話の列挙で気候的には興味を持てる話は少なかった。

  • 日本の気候は、北に行くほど気温は低く、南は高い。しかし、最高気温記録が最も低い都市は、実は沖縄の那覇市。というような意外なことがあります。
    自分の住んでいる地域やその周辺の気候の『実は・・・』を知ると、新たな発見があります。

  • 所在:展示架
    資料ID:11101025
    請求記号:451.91||A83||044

  • ちょっと斜め読みしてしまいましたが,ありそうでなかった珍しいテーマのように思います.全ての都道府県をあえて取り上げずに,本当に特徴的な部分を掘り下げても面白いのかも.

  • our country is open to many natural disasters.
    monsoon, oceanic currents and landshape make up climate characteristics.
    Japan has high rainfall.
    Japan is rich in water resource and Japanese peple don't make good use of it.
    Japan is a snowy country for its low lattitide location.
    giving an accurate weather forecast to Kanto district is difficult owing to its complicated landform.
    Aichi is one of the leading prefectures in agriculture, industry, forestry and fishery--->well-balanced, model-student prefecture.
    I'd like to see "paraselene" in the old pilgrim road in Kumano, which is a rare phenomenon.
    this book is useful when checking up specific region's climate.

  • 感想未記入

  • 日本の各地域ごとの気候が説明されている。
    恥ずかしながら日本の地理に関して長く不勉強だったので、大変参考になった。
    局地風をはじめとして、その地特有の面白い気象現象も挙げられていたが、学生のうちに実際にこの目で見てみたいものがたくさんできた。

  • 日本の気象の複雑さ、多様さがよく分かる本。
    それをなるべくデータを盛り込んだところが特色と言えようか。
    海流、山、季節風の影響で、同じ緯度でも気温が違ったり、降水量がびっくりするくらい違ったり。
    山の麓のほうが中腹よりも早く紅葉したり。
    常識を覆されることもあって、楽しく読めた。
    データを集めて書くことの大変さは想像できる。
    ただ、その労をすぐ忘れてしまうところが読者の横着さかもしれない。

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著者プロフィール

地理・地図研究家。日本地図学会会員。青年時代に自転車で全国を旅行して以来、地図、地名、鉄道など「地理」を題材にした著作活動を続ける。著書に『駅名・地名 不一致の事典』『難読・誤読駅名の事典』『平成の大合併 県別市町村名事典』(以上、東京堂出版)、『ほんとうは怖い 京都の地名散歩』(PHP研究所)、『知らなかった!驚いた!日本全国「県境」の謎」(実業之日本社)、『日本の道路がわかる事典』(日本実業出版社)、『日本全国「駅名」地図帳』『50歳からの「青春18きっぷ」の旅』(以上、成美堂出版)など多数。


「2023年 『日本全国 奇妙な県境・市町村境の事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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