30ポイントで身につく! 「ロジカルシンキング」の技術

  • PHP研究所
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本棚登録 : 206
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569802879

作品紹介・あらすじ

「理由は3つあります!」と宣言する。「なぜ?」「本当に?」と自分にツッコミを入れる。論理的な人の"クセ"を観察し、真似てみる…etc.5万人が習得した究極の"ポータブルスキル"が手に入る。

感想・レビュー・書評

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  • 分からないこと/知らないことを意識することの大切さを再認識した。

    ・目的に立ち戻る。その後、手段/空間/時間/対象などの項目を一つ変数にして考える。

  • ロジカルに考え、わかりやすく伝える。
    簡単で難しいと思っていたことだが、文字にして分けることで分かることが多かった。


    論点、結論、根拠、事実をセットに。
    フレームで捉える。

  • 読んで思ったことは、実践してなんぼだなということ。

  • 会社の研修の事前課題として配布されたので読みました。
    ザ・ビジネス書の王道ジャンルであるロジカルシンキング、何だかんだ今まで読んだことなかったので新鮮でした。
    ロジックツリーとかマトリックス、3Cなどちらほら聞いたことあるワードがありましたが、分かりやすく整理できました。

    ロジカルシンキングの勘所は「分かりやすさ」「するどさ」「はやさ」の三つ、私の課題は特に「わかりやすさ」かなぁ…。

    ①分かりやすさを高めるために
    ・ロジックツリー/マトリックス/プロセスなどの図解を用いる
    ・ピラミッドストラクチャーで論点の階層を明確にする
    ・前提を相手の立場に合わせる

    ②鋭さを磨くために
    ・フレームワークで軸/階層/定義を明確にして「AかA意外か」という観点で物事を整理
    ・ロジックツリーで課題解決
    =WHATツリー課題洗い出し
     WHYツリーで原因深堀
     HOWツリーで対策整理
    ・ゼロベースでで考える
    =目的/空間/手段/時間のゼロベース

    ③速さを磨く
    ・初動=最初の5分で仮説を描き、すぐ動く
    …とりあえず3つに分ける
    ・仮説サイクルをガンガン回し、柔軟に軌道修正
    ・短い時間で"伝わる"工夫

    まとめると以下に
    分かりやすく・するどく・はやく相手に伝わることができるかを磨くことで、相手を納得させ、人を動かくことができる。ある意味「コミュニケーション能力」に直結するのでは、と思いました。
    一方でロジカルシンキングの詰め過ぎはイノベーションの阻害を生むのではないかとも思いました。

  • 336.2||Hr

  • ロジカルシンキングとは何か、どんなことに気をつければいいかを、30のポイントでまとめた本。

    内容はコンパクトでわかりやすい。さらっと読むだけなら3時間あれば十分。
    フレームワークが大事だよ、と言いつつ、フレームワークをたくさん並べるのではなく、「フレームワークを使いこなすのは難しいので、まずは『対』の考え方でいきましょう」と言ってくれるので、とっつきやすい。
    自分の思考のチェックするためのポイントを3つ or 5つで示してくれている。

    総じて、平易でわかりやすく、実践しやすい内容だった。
    個人的には、自分の悪い癖を指摘されているようでグサッとくる箇所もあり、勉強になる本だった。

  • ロジカルシンキングの本は既に色々な本が流通しているため、最初は期待していなかったが、これは非常に分かりやすい!何故ロジカルシンキングが必要なのか、鍛えるにはどうすれば良いのかを平易な言葉で易しく解きほぐしている。ロジカルシンキングに苦手意識のある人にこそお勧めしたい。

  • 引き続き、論理的思考。もう一冊くらいは違った切り口のベーシックな内容を抑えようと思い、選んだのがこちらの本です。ロジカルシンキング本らしく、30のポイントに分けてロジカルシンキングの基礎に触れることができる本でした。以下、本書で感じた点をまとめます。


    ▼内容で気になった・学んだ点

    1.「考える」を意識する
    ロジカルシンキングとは、文字通り「考える」思考状態のことを指す。
    ロジカルであるには「考えている」か「悩んでいる」かを認識しておかねばらならい。
    悩むのも必要なこと。自分でスイッチを「考える」に切り替える意識が重要。

    2.結論のまとめ方
    結論と根拠の表現は、必ず対応していなければならない。
    結論と根拠が正しく対応しているかは、文章を逆にすると分かりやすい。
    結論は、受け手の憶測に頼ることなく誰が読んでも同じ解釈ができるものでなければならない。

    3.ゼロベース思考
    ゼロベースとは、固定概念・既成概念を捨て去り、目的を軸に考え直すこと。
    目的は見えにくいものであり、人は考える中で「手段」を「目的」と勘違いすることが多々ある。
    結果的にいつもと同じ答えになっても構わないので、「当たり前」と思う意外の選択肢もぶつけてみる。


    ▼その他で気になった点
    ボトムアップ(帰納法)とトップダウン(演繹法)のアプローチがある。
    3つの便利な図解ツール。ロジックツリー、マトリックス、プロセス。
    仕事の早い人は、最初の5分で「仮説」を描いている。


    ▼まとめ
    前回読んだ本と主要な内容は似ているけど、例題や手法の呼び名などが微妙に違っていて、一度知った知識を更に固める形となりました。読んでいて全て「なるほど」と思えたけど、実際に例題を通して「考えてみる」箇所どは繰り返し読み返さないと、自分の中での手法としては身に付かないなと感じました。図解ツールは今後自分の考えをまとめる際に意識的に使ってみたいと思います。とにかく身に付くまでは「意識」して思い出し、日常に取り入れることで身に付くと感じました。

  • 論理的な問題解決方法の技の部分だけでなく、途中の考え方や分かりやすい結論を出すためのポイントなどを、具体的な例も交えて記載されているのでわかりやすかった。
    技以前に「考える」と「悩む」の違いや、端的な結論を出すことを意識するだけでもずいぶん違うかも。。。

  • ツリー分析、ゼロベースなどのボイントごとに概説→用語説明→例題で説明。
    手法ごとにまとまっている点は良い。

    あとは実践、それが一番難しい。

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