悪ノ娘 青のプレファッチオ

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 401
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569803074

作品紹介・あらすじ

「悪ノ娘」-ルシフェニア革命以降、エヴィリオス地方を騒がせた様々な事件。これらの裏に隠された真実を知るため、ユキナとカイルはそれぞれの想いを胸に祖国・マーロンへと向かった。挿絵&キャラクターデザインは壱加、表紙はゆーりん@北乃友利が担当!口絵&ピンナップには吉田ドンドリアン、電鬼、初、憂、オサム、GAN、ばたこなど、豪華絵師が勢揃い!「悪ノ娘」のみならず「大罪の悪魔」に関わる謎に迫るシリーズ完結編。

感想・レビュー・書評

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  • 集められていた大罪の器たちは。
    偶然が重なったとはいえ、こんな形で再会することがあるなんて思わなかっただろう。
    互いに気付かれたら大問題だというのに、ただのプライドのためだけにすることじゃないだろ。

  • 悪ノ娘シリーズはこれにて完結です。

    悪とは何なのか、永遠のテーマだと思います。
    このシリーズにおいては、全てが大人のエゴにより、子どもたちも悪に染まらざるを得なかったように見えました。
    因果って怖いですねー…。

    最後の3人の姉弟は感動ものです。
    召使と女剣士の生前のお別れは悲しいシーンでしたが、今回召使の声が女剣士にも届いてよかったです。

    巻き込まれた子どもたち全員に幸あれ…!

  • 死んでも死なない人たちがこんなにいると、敵方の皆さんも、死んでも死なないのではないかと疑ってしまいます。
    いなくなったはずの人たちが力を貸してくれる展開は、使い方によっては感動的だけど、あまり濫用するものではないように思うのだけどな。

  • ”悪ノ”シリーズ完結ということでうまくまとまっていたのですが、ラストはもう少し丁寧にやってほしかったです。リンとジェルメイヌとのやり取りなどを。
    (2012/4/8)

  • 深すぎて?よくわからなくなる時がある。けど、いろんな曲を聞きながら、歌詞を見ながら何回も読んで、理解できるとホント楽しい。

  • 楽曲の小説化としては……。されど

    「悪ノ娘」シリーズとしてはこの序曲と言う名の最終巻として終いです。
    楽曲としての「悪ノ娘」及び派生曲単独のファンの方は『緑のヴィーゲンリート』で〆とするのはアリと言えば、アリです。事実、現時点でのシリーズ最高傑作はその二作目であると思いますし。

    ただ、張られた伏線の回収という意味、もう一人の「悪ノ娘」との決着の付け方などなどそう言った点を考えればここまで追いかけていくのも手といえば手と思います。
    ここまで来てしまった以上はmothyさんの世界観を全て追いかける覚悟が必要かと。
    最後のサプライズとしてのあの人の登場で分かる通り、この作品は次の大罪シリーズへの導入編としての役割も果たしているので、嬉しい半面、結構ファンは振るい落とされてしまうんじゃないかなと危惧します。

    作品としてはネイ=マーロン(亞北ネル)の正体が読めなかったのがひとつ。
    ああ、そう言えばネルの声って○○って手もあったなあ、とボカロファンとしては唸らされました。
    一巻から驚かされ、ある意味では裏主人公になったんじゃないかと言うほどの活躍でした。
    ただし、今後のシリーズにおいてあまり出番が見込めないのではないかと言うのが残念といえばあまりにも残念ですが。 
    個人的には、テーマソング『針音ノ時計塔』と合わせて楽しんでいただきたいです。

  • 私はいつも、悪のPさんの楽曲を聞きながら読んでいました。これが最終巻というのはさみしいです でも、今度は、大罪シリーズ集めたいです(≧∇≦)

  • 悪ノ娘第四弾にして完結巻。第三弾と同じくユキナとカイルの視点で物語は描かれる。設定がごちゃごちゃしすぎている気がする。登場人物が多いので、誰が誰のどうでといわれてもちんぷんかんぷんになってしまう。複線の張りすぎもよくないと思った。

  • 4 完結

  • ラストはよかった。弟…

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