- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569803388
作品紹介・あらすじ
48年間増収増益を続けた経営トップが語る人生・仕事の哲学のメッセージ。
感想・レビュー・書評
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( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 )
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いいことが書いてあると思うが、随筆みたいなもので、つどつど人生のフェイズで読み返すと、見え方が変わるような本だと思う。
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感想:訪問をさせていただいた伊那食品工業さんの会長が書かれた本。
訪問前に勉強していたので、新しい発見はあまりなかったけど、やはり書かれていることは真理だと感じた。
特に「年輪経営」。計画や具体的な数値を立てずに、前年よりも少し上回ることを目指す経営。非常にシンプルで分かりやすい。経営なんていうただでさえ難しいものなんだからこのくらいシンプルでいいと思う。社員も目標がわかりやすいだろうし。
世の中なんでも複雑にする必要はない。
会社の最大の存在価値は永続することという考えは忘れないようにしたい。
経営者はもちろん、会社選びに迷う就職活動生にもオススメです。 -
地元県内の有名企業ですが、どのような企業かはよく知りませんでした。そのトップである著書の考えが記されている本。
読んだ限りでは、凡事徹底とトップのビジョンがしっかりしていることが、この会社を作り上げているのだと思いました。5Sには共感できたけど、自分はできてない。。。
具体的な会社の意思決定や著者自身の行動にあてはめて志を解説してくれているところもよいと思います。
著者が若かりし頃の話も出てくるので、20代の自分でも共感できます。
他の著書も読みたい。あと最近注目を浴びてる中央タクシーの本も読んで比べてみよう。 -
5,6年前だったか・・・とある医師が主催する親睦会?(勉強会?)があり、参加したことがあります。
そこには、健康系の食品を取り扱うメーカーの方がたくさん出席していました。
いわゆる大手メーカーの営業マンが多かったんだけど、
みなさん、
えらく愛想いいし、先生に対するおべっか(スミマセン!!)というか、、、
そういう雰囲気もあるなか
「うちは小さい会社なんで・・・」とひとしきり恐縮している人がいて、
それが、伊那食品工業の方でした。
確かに会社名は知らなかったけど、「かんてんぱぱ」と聞けば、すぐわかります。
その方は、「寒天は天草100%でないと、寒天とは言えないんです。
だから、うちは品質には自信があります」と話してくれて、
とても実直な印象を受けたのを覚えています。
その後、本屋さんのビジネス書コーナーで、
「日本でいちばん大切にしたい会社」という本を見つけて、
購入してみると、その中で伊那食品工業が紹介されていました。
ふと、あのときの営業マンのことを思い出しました。
ただ1人を見て、その会社全体が分かるわけではないけど、
全然分からないわけでもないと思う。
そういう意味で、「日本でいちばん大切にしたい会社」を読んだときに
その会社の経営哲学と、実際にお会いした社員の方の人柄が結びついたんですね。
すごーく納得したんです。
と、長い前置きになりましたが、、、
今回読んだ「幸せになる生き方、働き方」は、その伊那食品工業の会長、堀越寛氏の著書です。
堀越氏は21歳で社長代行となり、傾いていた会社を立て直し、
その後48年間、増収増益を続けてきたという方。
人として大切なこと、なんのために会社はあるのか、など
さまざまな「哲学」が詰まっています。
当たり前のこと、本質的なことが
どうしてか貫きづらい。そんなことって、意外とあります。
でもやっぱり、それを失くしてしまったらだめなんだよな。
結局は、根っこがしっかりしているところに、幸せはやってくるはず。
読み終わった時に、そんなふうに感じました。 -
こういう会社で働きたい。