幸せになる生き方、働き方

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 107
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569803388

作品紹介・あらすじ

48年間増収増益を続けた経営トップが語る人生・仕事の哲学のメッセージ。

感想・レビュー・書評

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  • ( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 )

  • いいことが書いてあると思うが、随筆みたいなもので、つどつど人生のフェイズで読み返すと、見え方が変わるような本だと思う。

  • 読了。星5にした。モチベーションをあげてくれる本だ。悪も必要とあった。善を行って生きるほうが、楽で、もしかして悪を行って苦しみながら生きるほうが、人生の修行としては、レベルが高いのかなと思った。本とは関係ないかもしれないが、死にたくなったら、死ぬほど何かしてから死ねばいいのだと思った。心が軽くなった。本の中にあった「すごいと思われるくらい努力する」に影響したかもしれない。

  • 感想:訪問をさせていただいた伊那食品工業さんの会長が書かれた本。
    訪問前に勉強していたので、新しい発見はあまりなかったけど、やはり書かれていることは真理だと感じた。

    特に「年輪経営」。計画や具体的な数値を立てずに、前年よりも少し上回ることを目指す経営。非常にシンプルで分かりやすい。経営なんていうただでさえ難しいものなんだからこのくらいシンプルでいいと思う。社員も目標がわかりやすいだろうし。
    世の中なんでも複雑にする必要はない。

    会社の最大の存在価値は永続することという考えは忘れないようにしたい。

    経営者はもちろん、会社選びに迷う就職活動生にもオススメです。

  • 地元県内の有名企業ですが、どのような企業かはよく知りませんでした。そのトップである著書の考えが記されている本。
    読んだ限りでは、凡事徹底とトップのビジョンがしっかりしていることが、この会社を作り上げているのだと思いました。5Sには共感できたけど、自分はできてない。。。
    具体的な会社の意思決定や著者自身の行動にあてはめて志を解説してくれているところもよいと思います。
    著者が若かりし頃の話も出てくるので、20代の自分でも共感できます。
    他の著書も読みたい。あと最近注目を浴びてる中央タクシーの本も読んで比べてみよう。

  • いいこと書いてあるんだけど、もっと詳しく説明してほしい。
    もの足りない。
    これ読むなら塚越さんの他の本読んだ方がよさそう。

  • 5,6年前だったか・・・とある医師が主催する親睦会?(勉強会?)があり、参加したことがあります。


    そこには、健康系の食品を取り扱うメーカーの方がたくさん出席していました。
    いわゆる大手メーカーの営業マンが多かったんだけど、
    みなさん、
    えらく愛想いいし、先生に対するおべっか(スミマセン!!)というか、、、
    そういう雰囲気もあるなか

    「うちは小さい会社なんで・・・」とひとしきり恐縮している人がいて、
    それが、伊那食品工業の方でした。

    確かに会社名は知らなかったけど、「かんてんぱぱ」と聞けば、すぐわかります。
    その方は、「寒天は天草100%でないと、寒天とは言えないんです。
    だから、うちは品質には自信があります」と話してくれて、
    とても実直な印象を受けたのを覚えています。


    その後、本屋さんのビジネス書コーナーで、
    「日本でいちばん大切にしたい会社」という本を見つけて、
    購入してみると、その中で伊那食品工業が紹介されていました。
    ふと、あのときの営業マンのことを思い出しました。

    ただ1人を見て、その会社全体が分かるわけではないけど、
    全然分からないわけでもないと思う。

    そういう意味で、「日本でいちばん大切にしたい会社」を読んだときに
    その会社の経営哲学と、実際にお会いした社員の方の人柄が結びついたんですね。
    すごーく納得したんです。


    と、長い前置きになりましたが、、、
    今回読んだ「幸せになる生き方、働き方」は、その伊那食品工業の会長、堀越寛氏の著書です。

    堀越氏は21歳で社長代行となり、傾いていた会社を立て直し、
    その後48年間、増収増益を続けてきたという方。


    人として大切なこと、なんのために会社はあるのか、など
    さまざまな「哲学」が詰まっています。



    当たり前のこと、本質的なことが
    どうしてか貫きづらい。そんなことって、意外とあります。
    でもやっぱり、それを失くしてしまったらだめなんだよな。
    結局は、根っこがしっかりしているところに、幸せはやってくるはず。


    読み終わった時に、そんなふうに感じました。

  • こういう会社で働きたい。

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著者プロフィール

伊那食品工業会長。1937年長野県生まれ。高校在学中に肺結核を患い、中退。3年の療養生活を余儀なくされた後、57年に木材会社に就職。翌年、子会社で事実上経営破綻状態だった寒天メーカー、伊那食品工業の立て直しを社長代行として任される。経営再建を果たし、83年に社長、05年に会長に就任した。相場商品だった寒天の安定供給体制を確立。家庭で簡単に寒天菓子作りが楽しめる「かんてんぱぱ」シリーズの開発や、医療、美容市場の開拓などで48期連続の増収増益を達成するなど、大きな実績を上げる。「社員を幸せにし、社会に貢献すること」が、企業経営の目的という信念を持つ。それを実現する方法として、外部環境に左右されることなく、毎年少しずつ会社を成長させる「年輪経営」を提唱している。トヨタ自動車の豊田章雄社長も「年輪経営」に共鳴しており、企業経営者などの視察が絶えない。社員数約500人、16年12月期の売上高191億800万円、経常利益16億1700万円。

「2017年 『「いい会社」ってどんな会社ですか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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