なぜ大企業が突然つぶれるのか 生き残るための「複雑系思考法」 (PHPビジネス新書)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569806457

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらずの夏野さんでした!

    飲み会は不要。石の上のは3ヶ月!

  • 自分用キーワード
    大原農園(ネット直売をしている) アラブの春 複雑系 体にフィットするソファ 雁の群れ ステルスマーケティング(簡単に見破られる) 外部経済性 ポジティブ・フィードバック アンブレラ経営 ガラパゴス化 エルピーダの破綻 リンクトイン 労働者健康状態調査 「石の上にも三ヶ月」 前例主義 「上司の中には自らの存在感を維持する為に、部下のアイデアに文句を言うこと自体を目的にしている者もいる(略)。一通り欠点だけをあげつらい、代案を出さない上司は最悪だ」 新潟市(待機児童が極めて少ない) 都営地下鉄・東京メトロ一元化(猪瀬直樹氏によって実現) 

  • イマイチだった。どこかで聞いたような内容だった。ただ本当にやるべきことがわからない人が、とりあえず始めるには語学とプログラミングがお勧めということは参考になった。

  • iモードの生みの親である夏野氏の著書。多角的、且つ的確に企業や経営の趨勢を分析。著者の視点には多々関心させられる。 が内容に対して本のタイトルにやや違和感あり。

  • ITにより社会は複雑系の社会へ一変した。日本企業は複雑性への対応ができていない。
    複雑系のキーワードは創発、自己組織化、外部経済性、外部脳。
    創発の例:三人寄れば文殊の知恵
    自己組織化の例:Googleの検索結果
    外部経済性の例:アップルのAPI公開
    外部脳の例:SNSでユーザーの声を取り込み製品開発を行う
    自己組織化の動きを予想しながら手を打って製品開発を行う
    SNS時代は自分の人生観、社会観、政治観をしっかり持ち発信することが新しい人脈の構築法になる
    知識を記憶する能力より、目先の課題に対して自分なりの答えを出す能力が求められている

  • ・複雑系は、創発、自己組織化、外部経済性、デファクトスタンダード、ポジティブフィードバック(二段ロケット)。
    ・fb、楽天、グリーも最初は閉じていた。
    ・ITはツール。火縄銃を三段打ちで使う
    ・ロジカルシンキングは考えの整理だけ。現状打破するにはいろんな人の話を聞いて自分の幅を広げること。
    ・チャンピオンに根回しは聞かない。一目置かれることが大事
    (リーダーに必要なこと)
    1.議論をつくすほど結論はでない、決断すること
    2.ディテールをしる
    3.一次ソース
    4.哲学

    ・部下に任せ言い訳させない

  • 世の中は複雑系である、ということについて様々な観点から語られている。
    やはりITを使いこなすということの重要性は高いと思う。特に上の世代。
    新しい技術を受け入れる気がないような人は上に立つべきではないと思う。

    またこれまでの詰め込み型の教育ではなく、ITを活用して自ら考えることが出来る人物を作る教育というのは必須だと思う。

  • いつもの夏野さん節だった。夏野さんのTwitterをフォローしていたりしている人にとっては新鮮みは薄いかもしれない。
    話が発散してて一つの本としてはまとめ方、綴り方があまりうまくない気もした。

  • 読了.本当に読んでよかったと思う一冊.前々から思ってたけど,夏野剛氏は思考回路や価値観に非常に近いものを感じる.だからこの一冊も普段の考えを代わりに明文化してくれたみたいで有難くすら感じた.内容は「IT革命後の現代社会をどう生きるべきか」と言った話題で,日頃からそういう社会に曝されてる人にとっては,ありきたりな話題ばかりかもしれない.でも,あまり馴染みのないひとには目から鱗だらけなんじゃないかと思う.本来,こういった話題は,教育課程でだれもが一度は思案しなくちゃならないくらいの重要なものだと思うけど,残念ながらこういった社会観をもってる教育関係者は少ないんじゃないだろうか.これからの子供たちでは,こういった社会変化に曝されている親をもつかどうかで,大きな教育格差が生まれるように思う.あまりIT革命とかを身近に感じていない僕ら世代の仲間にこそ,読んでもらいたい一冊です.
    “おわりに”を読んで気づいたけど,僕や夏野氏の思考や価値観の原点は,SFものに心を奪われた人生を送っていることによって形成されているものなのかも知れない.

  • 新しいツールに適応して合理的に考えろや!というお話.

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著者プロフィール

1988年、早稲田大学政経学部卒業、東京ガス入社。95年、ペンシルバニア大学経営大学院卒業。96年、ハイパーネット取締役副社長。97年、NTTドコモ入社。榎啓一、松永真理らと「iモード」を立ち上げる。2001年に米国の経済紙『ビジネスウィーク』にて、「世界のeビジネスリーダー25人」に選出される。執行役員を経て08年にNTTドコモを退社。現在は慶應義塾大学特別招聘教授のほか、ドワンゴ、セガサミーホールディングス、トランスコスモス、グリー、USEN-NEXT HOLDINGSほか多数の企業で取締役を兼任。

「2018年 『誰がテレビを殺すのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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