中国外交 苦難と超克の100年

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569806624

作品紹介・あらすじ

アヘン戦争、日清戦争を経て、辛亥革命から100年-歴代政権が苦闘した「負の遺産」とその超克の歴史を「中国近代史の継続性」を重視する立場から描いた力作。

感想・レビュー・書評

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    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4569806627
    ── 朱 建栄《中国外交 苦難と超克の100年 20120921 PHP研究所》¥ 1,470
    http://booklog.jp/entry?keyword=%E6%9C%B1%E5%BB%BA%E6%A0%84&service_id=1&index=All
     
     鳥なき里の蝙蝠 ~ Bat of the village songbird ~
     
    …… 蝙蝠も鳥のうち;取るに足りない物でも、同じ仲間に違いないこ
    とのたとえで、つまらない人物が、すぐれた人々の中に入りまじり、仲
    間のような顔をしていることのたとえ。蝙蝠は哺乳動物であり、鳥では
    ないが、翼があり空を飛ぶ点からすれば鳥の仲間という意味から。
    http://www.proverb.jp/proverb2046.html ことわざ辞典
     
    …… 獣の群に行くと「二本足」,鳥の群に行くと「翼がない」とバカ
    にされるコウモリのように、日本人は西洋でも東洋でも相手にされない。
    (1990年代、民放TVでの発言要旨)
     
     朱 建栄 政治学 1957‥‥ China /東洋学園大教授/20130717 失踪
    http://sankei.jp.msn.com/images/news/130825/bks13082512050015-p1.jpg
     
    >>
     
    …… 朱建栄・東洋学園大学教授、テレビなどにも度々出演し、やや甲
    高い声で中国側に立った発言を続けていたからご記憶の向きも多かろう。
     
     〈「日本在住の中国人言論人のなかで、朱さんの中国共産党との繋が
    りはトップクラス。ある意味、御用学者なわけです。番組出演の前には、
    携帯電話で中国大使館などに連絡し、その日の発言内容についてどこま
    で話していいのかなど確認するほどでした」(あるテレビ局の幹部)〉
     
     『週刊新潮 2013082 秋風月増大号』が、この朱建栄教授が7月17日、
    上海で消息を絶ったことを報じている。
     
     「日本叩(たた)きの切り札は軟禁中『二重スパイ』の有名教授」
     要は二重スパイの疑惑で中国の国家安全部に拘束されているらしい。
     
     「日本華人教授会議」なる組織の代表を務める朱建栄氏が〈「日本の
    外務省職員らともかなり頻繁に懇談会を開いて」(中国ウオッチャー)〉
    〈日本側の機密情報を入手すべきところを、逆に中国側のそれを提供し
    ていたのではないかとの疑いが持たれた〉という。
     
     9月11日は尖閣国有化1年、中国はそれを機に、朱建栄教授の捜査
    結果を公表。〈「日本は卑劣にもスパイを使って中国の情報を盗み取っ
    ていたという反日キャンペーンを大々的に打ってくる」(外務省幹部)〉
     
     便利だからとこんな“教授”を安易に使い続けてきたテレビ局の責任
    も問われるべきだ。
     
     中国側がらみでもう1本。
     『週刊現代 20130831 』のトップ「中国人社員に機密文書を盗まれた
    日本の有名企業30社」。
     
     中国に進出している日本企業は2万3千社、現地で1千万人もの中国
    人を雇っている。そんな日本企業の機密情報が検索エンジン「百度(バ
    イドゥ)」のデータ共有サイト「百度文庫」にだだ漏れ状態。〈「日系
    企業の機密の宝庫」と中国国内で囁(ささや)かれている〉という。
     
     朱建栄教授の場合といい、日本人の情報管理は甘すぎる。
    (『WiLL』編集長)msn産経ニュース: 20130825 12:05
    http://sankei.jp.msn.com/life/news/130825/bks13082512050015-n1.htm
     
    <<
     
    (20130826)
     

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著者プロフィール

1957年、上海生まれ。中国・華東師範大学外国語学部卒、1992年、学習院大学で博士号(政治学)を取得。1986年に来日し、学習院大・東大・早稲田大などの非常勤講師を経て、1992年、東洋女子短期大学助教授、1996年より東洋学園大学教授となり現在に至る。その間、2002年、米国ジョージ・ワシントン大学(GWU)客員研究員、2007年、英国ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)客員研究員。著書は『毛沢東の朝鮮戦争』(岩波書店 1991年)、『中国2020年への道』(日本放送出版協会 1998年)、『毛沢東のベトナム戦争』(東京大学出版会 2001年)、『中国で尊敬される日本人たち』(中経出版 2010年)、『中国外交 苦難と超克の100年』(PHP出版 2012年)など多数。

「2017年 『中国と南沙諸島紛争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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