徳川某重大事件 殿様たちの修羅場 (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569811482

作品紹介・あらすじ

殿、ご乱心!? 戦国から江戸時代にかけて徳川家を襲った奇妙な事件の数々。明治以降の徳川家の数奇な運命と子孫の動向にもふれる。

感想・レビュー・書評

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  • 田安徳川家の子孫、徳川棟宗英氏が書いた本。
    笑っちゃいけないけど笑えるところもあるし、災害等でたくさん苦労したんだろうなぁという節ももちろん出てくる
    ただ漠然と「徳川家」というわけではなく、今までこんなこともあった・あんなこともあったという
    一族しか知らないエピソードもあるのでそこもまた一興。
    当時の天皇(禁裏)付き合い方、明治以降の徳川家の話もあって
    なかなか読みごたえのある著書だった

  • けっきょく徳川家が華族になって活躍している(中には兵隊になった方もいたが)ところを見ると徳川慶喜の決断は子孫にとってこのうえなく正解だったといえよう。

  • 面白いけど、この人こんなのばっかり。

  •  田安徳川家11代当主が書いた本であるだけに値打ちがある!前半は明治大正昭和の徳川家。逆賊だったはずが、なぜここまで優遇されたのか!?将軍家16代家達に1914年組閣の命が下り、一族で話し合いの結果、謝絶とは全く驚きの歴史。この頃はまだ逆賊の名前に謹慎するべきという思いがあったらしい。大正から昭和初めにかけて、1500億円の資産を食いつぶした音楽の殿様・紀州頼貞の豪快ぶりは凄い!近代の徳川家の歴史を紹介する前半は面白い。しかし、後半は家康から徳川慶喜までの時代のお話しだが、知ったような話が多く、正直陳腐。

  • なかなかですね。

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著者プロフィール

とくがわむねふさ 1929年ロンドン生まれ。御三卿筆頭・田安徳川家第11代当主。学習院、江田島海軍兵学校を経て慶應義塾大学工学部卒業。石川島播磨重工業にて海外事業本部副本部長、関西支社長、石川島タンク建設副社長などを歴任。95年に退職。

「2017年 『徳川家が見た西郷隆盛の真実 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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