- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569821511
作品紹介・あらすじ
伊坂幸太郎・大崎梢・木下半太・横関大・貫井徳郎――当代きっての人気作家5人が、「犬」にちなんだペンネームに改名(!?)して夢の競演。犬をテーマにした五つの物語が紡ぎ出された……。
昔話でおなじみの犬もいれば(伊坂幸犬郎「イヌゲンソーゴ」)、地名の由来になった犬もいる(犬崎梢「海に吠える」)。はたまた、悪者が連れてきた犬もいるし(木下半犬「バター好きのヘミングウェイ」)、人のために働く盲導犬や(横関犬「パピーウォーカー」)、やたらと見つめてくる犬も……(貫井ドッグ郎「犬は見ている」)。
個性豊かな犬たちが踊る、前代未聞の小説“ワンソロジー"、ここに登場!
感想・レビュー・書評
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3.7
面白かった。
犬崎梢さんと、木下半犬さん笑笑のお話が特に良かったです。
海に吠える、良かったなぁ、長編で読みたいくらいです。
伊坂さんの話は最初でメイン的な扱いでしたが、一番ページが進みませんでした。
伊坂さんが読み終わった後は、あっという間でした。
犬好きとしては、とても楽しく読めました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルも著者名も表紙もすっごくこだわりがあって面白い。
犬に関する物語5編。
色々な作家の物語が読める、テーマが決まっているという2つの楽しみがあるのが魅力的。こんなタイプの本がもっと出版されるといいな。
伊坂幸太郎さんの『イヌゲンソーゴ』、横関大さんの『パピーウォーカー』が好み。 -
犬にまつわる"ワン"ソロジー。
ペンネームを変える遊び心が楽しい。
伊坂幸犬郎「イヌゲンソーゴ」が楽しかった。
横関犬「パピーウォーカー」はぐっときた。 -
犬にまつわる、短編集。
犬好き必読。犬好きじゃなくても、十分に面白い。
気軽の読めた1冊でした。
伊坂さん、さすがです。 -
この企画、大成功ですよ!思わず表紙を見直して読みたくなった(^o^)vどの話も作家さんの個性が出ているワンソロジーU^ェ^U伊坂幸犬郎さんの話が一番好き!(^-^)解説の貫井ドッグ郎先生誕生が笑えた(^^)そして思わずツッコミを入れた(^^;)
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どの話も面白かったけど、個人的な好き嫌いはあるだろうなー。
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犬が出てくる短編集
前世童話の登場人物だった記憶の残る犬達の悪者をやっつける話
親の仕事や夫婦関係の影響で犬吠埼付近に引っ越して、新しい友達が出来る話
夢を追いかける駄目夫を見捨てられず、見るからにおかしな男に脅される話
盲導犬のパピーウォーカー時代の家族や今の主人、訓練士の話
犬に見張られてる気がする話
どれも主役が犬というわけでないけど、重要なポイントでそれぞれわくわくしながら、あっという間に読めた。 -
犬にまつわるお話
犬がつく名前の作家さんたち???
伊坂幸犬郎さんおもしろかったです。
犬﨑こずえさんの「海に吠える」は泣いちゃいました。 -
伊坂幸犬郎(伊坂幸太郎)の「イヌゲンソーゴ」
犬崎梢(大崎梢)の「海に吠える」
木下半犬(木下半太)の「バター好きのヘミングウェイ」
横関犬(横関大)の「パピーウォーカー」
貫井ドッグ郎(貫井徳郎)の「犬は見ている」
の「ワンダフルストーリー」。
「海に吠える」と「パピーウォーカー」が好きかな。