囚人と紙飛行機 青年ノーサイド

著者 : 猫ロ眠@囚人P

• PHP研究所 (2015年1月29日発売)

作品紹介・あらすじ

人気ボカロP・電ポルPの新曲をノベル化！　悩み、葛藤する少年少女たちを空中都市となった未来の日本を舞台に描くファンタジー青春物語。

感想・レビュー・書評

[ましろ。さんの感想 · 2020年11月13日]

後半読むのが苦しくなる内容でした。
ルリさん…まじか。ルカナちゃん…まじか。
って思いながら読みました。

カイムラルさんは何故あんなに娘ちゃんの命を救おうとする事だけに固執していたのか、納得出来ました。
確かに彼と深く関わった女性陣は、最後に結局…。
彼が選び選べなかった選択にも問題はありますが、そもそもの不幸は戦時中であったという点だと思います。

フラグメントの面々は全滅か、エムジ統括はどうなったのか。
消化不良ではありますが、辛すぎてもうお腹いっぱいでもあります…。

[いのまためぐみさんの感想 · 2016年2月25日]

最後は綺麗にまとまって終わって良かった（？）納得行ったのですが
個人的にミレンの言いかけた事
エムジ統括と少女はどうなってしまったのか･･･
この2点がとても気になります。
その後の囚人で出てくるのは少女とは全くの別人で
結局、ミレンも含めて皆、死んでしまったのでしょうか？
続編らしきものを見かけたのでそちらを読めば良いのでしょうか？あと、カイムラルが何か更に過去にあった含みも気になりました。
それからアクションシーンが脳内で想像し辛くて少し苦戦しました。囚人さんの本は大好きなので今後に更に期待してます。