悪ノ大罪 悪徳のジャッジメント

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569831879

作品紹介・あらすじ

地獄の沙汰も金次第。USE暗星庁の裁判長・ガレリアン=マーロンはなぜ史上最悪の悪徳裁判長に堕ちたのか? その謎が明らかに!

感想・レビュー・書評

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  • 悪ノ大罪シリーズで、最も悪と狂気に満ちていた作品ではないでしょうか。
    幼少期から始まり、裁判長がどのような経緯で堕ちていってしまったかが分かります。

    フリージス財閥の汚職、クラリス修道会の金儲け目的など、地味にショックを受ける情報が多かったです。
    それを創設してきた人達の目的や苦労を知っているから尚のこと…。

    あとがきも読んでいて心にぐさりとくる内容でした。
    幸せの基準って、人によりけりなんですね…切ない。

  • 長く生きている皆さんは、もうそろそろ長く生きすぎたのではないでしょうか。
    短い命のものたちが、次々と自らの罪で破滅していくのと同じように、そろそろ長い命を持つ者にも破滅が訪れるのではないかと、そんな気がしています。

  • 娘を失ってコレクターとなって。
    悪魔と契約していなかったとしても、収集を始めたら全て金で解決していただろうな。
    最期は悪魔にすら見放されてしまったが、愛しい我が子と共に眠れたのは幸せだったのかもな。

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