アマゾンが描く2022年の世界 すべての業界を震撼させる「ベゾスの大戦略」 (PHPビジネス新書)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569837338

作品紹介・あらすじ

流通・小売りの巨人と呼ばれるアマゾンは、ビッグデータ時代にどこへ向かうのか。ジェフ・ベゾスの類い稀なる戦術・思想を読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • アマゾンを使って初めて購入したのが、確か1999年だったと思います。本当に頼んだものは宅配されるのか心配だったのを覚えていますが、今では留守がちで何度も届けてくださる宅配業さんに申し訳なく思っているこの頃です。

    この本はタイトルにある通り、遠くはない未来(2022年)には今とは違った暮らしをしているだろうと予測した本でもあります。昨年日本の宅配大手業者が値上げに踏み切り、それを受けざるを得なかったアマゾンですが、この本によればアマゾンは独自で既存の宅配業者に頼らない物流ネットワークを構築中とのことです。

    アマゾンのホームページにアクセスすると、なぜこんなに私の興味があるものを提示してくるのだろう、とアクセスする度に何か(本が多いのですが)を買ってしまいます。それもそのはず、アマゾンは私が購入を始めた20年前からのデータをすべて蓄積していて、それをベースに私に推薦してくるのですから。

    この本はタイトルからすると、アマゾン礼讃本のように思えますが、著者の田中氏はビジネススクールの教授だけあって、アマゾンを取り巻く分析をしっかりと行っています、フレームワークを使って一枚にまとめ上げた図表も載せてくれているので、私の業務にも役立つと思いました。さらに、この本では、アマゾンの好敵手と思われる、アリババ、についても同様の解析を行い、両社の強みを比較する形で述べられています。アマゾンに対抗するには、このような部分に着目したら良い、というアドバイスも書かれていました。

    10年前の私が今日現在の状況を想像できなかったように、10年後には全く異なった世界に私は生きていると思いますが、様々な技術・ガジェットに惑わされることなく、自分は何をしたいのか?を、念頭において今年も暮らしていきたいなと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・アマゾンのクラウドコンピューティング部門である、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)のオープンプラットフォームを利用して仕事をする、仕事を不特定多数の人に細かく分割して行うクラウドソーシングも、最近では付加価値の高い仕事が増えている、人と人がつながってやる仕事こそが、最後まで人に残される仕事である(p7)

    ・アマゾンは2017年に宅配危機(PEST分析:政治的要因、経済的要因、社会的要因、技術的要因)を経験し、ヤマト運輸から4割にもおよぶ値上げを短期的にせよ受け入れざるを得なかったことで危機感を強めた、その結果、独自の宅配網を侵攻宅配業者とともに整備、宅配ロッカーも設置するだろう(p10、12、20)

    ・5ファクターメソッドは孫子の兵法の影響を受けている、道(戦略目標:ミッション、ビジョン、バリュー、戦略)・天(天の時:SWOT,PEST分析)・地(地の利:3C,業界構造分析)・将(リーダシップ:グローバル、社会、組織、セルフ)・法(マネジメント:PDCA等)の面から解析する(p42)

    ・コストリーダーがもつ選択肢には2つある、1)低価格で商品やサービスを提供可能、2)ほかの競合と同じ価格にして大きなマージンをとる、アマゾンは1)を選択して低価格という形で顧客に還元している(p59)

    ・全社レベルの戦略は3つ、コストリーダシップ戦略、差別化戦略、集中戦略(コストに集中、差別化に集中)、アマゾンはコストリーダシップと差別化戦略を両立させている(p64)

    ・4Pはもともと商品の提供者側の概念であるのに対して、4C(カスタマーバリュー、コスト、コンビニエンス、コミュニケーション)は顧客側からの概念である、アマゾンの顧客第一主義は、ここにも周到に練りこまれている(p67)

    ・アマゾンの時空価値(今・ここで、すぐにできる)における3つの経済とは、規模の経済(スケールエコノミー)、範囲の経済(スコープエコノミー)、速度の経済(スピードエコノミー)であり、参加者が増えれば増えるほど、相乗的にネットワークの価値が高まり、参加者にとって便益が増す(p71、84)

    ・超長期x超短期の組み合わせ(100年単位で1日を見直す)を事業化しているのがアマゾンである(p89)

    ・アマゾンが提供するプロモーションは、レビューがかける、など顧客との双方向のコミュニケーションになっている(p117)

    ・データの属性によるビックデータの分類、マクロ・ミクロ軸と、バッチ・リアルタイム軸がある、1)マクロ情報バッチ(統計分析バッチ)、2)マクロ情報リアルタイム(統計分析リアルタイム)、3)個人特定情報バッチ(1対1マーケティング)、4)個人特定情報リアルタイム(0.1マーケティング)(p137)

    ・ビックデータxAIを使いこなし、検索上位の商品、人気商品は低価格であるが、ロングテールやあまり数のでない商品はマージンをきちんんととっている、ビックデータxAIx3Dプリンタの組み合わせでは、世界でただひとつ、あなただけの商品が提供可能(p149、159)

    ・ユーザーの位置x行動範囲x時間データ、がそろえば、より正確なその人のプロファイリングが可能になる(p161)

    ・ベソスの宇宙事業において、ミッション:多くの人々が宇宙にすめるようにする、ビジョン:(アマゾンが)宇宙ビジネスのプラットフォームを構築する、バリュー:一歩ずつ、果敢に(p168)

    ・知的な仕事ほど、AIに奪われやすく、中途半端な専門性では通用しなくなる恐れがある、確たるミッションとビジョンをもたずに漠然と仕事をしていると、仕事を失うことになりかねない(p196)

    ・AI時代においては、未来を創る力、つまりは自分で課題や問題を見つけ出して解決に導く力が必須である(p197)

    ・企業幹部が身に着ける重要なスキルは、自ら意思決定すべき問題と、部下に任せる問題を見分ける能力である、グーグルとアマゾンのトップマネジメントが意思決定のルールとして共通に指摘している(p225)

    ・アマゾンは創業当時から、豊富な品揃え・低価格・迅速な配送、につねに意識を集中して、それが実現できるようにプロセスを整備してきた(p229)

    ・自分で仕入れて自分で売る、直販型がより主体であるアマゾンに対して、マーケットプレイス型主体で、中小企業や個人をサポートするビジネスモデルが、アリババと位置づけられる(p244)

    ・専門家筋によれば、フィンテック最先進国は中国、その最大のプレーヤーがアリババ、アリペイのアリババである。アリペイがこれほど普及したのは、リープフロッグ(新興国が先進国に遅れて新しい技術を手にしたとき、一足飛びに最新技術の導入が進む)のためである(p249)

    ・アマゾンは協力会社を、どこか業者扱いするが、アリババはビジネスパートナーとして尊重する態度がある、世界中どこでも72時間以内に配達というポテンシャルを持っている(p258)

    ・米国、英国といった大国が閉じていく時代、ビットコイン等の仮想通貨の興隆もそれを後押しする(p268)

    ・特定分野における、集中・差別化戦略が、アマゾンに対抗するための唯一の手段になると考えられる(p286)

    ・マーケティング4.0の時代において、若者・女性・ネティズンの3つの層がとくに重要であると指摘する、ピアツーピアという関係性のなかで大きな影響力を発揮するから(p292)

    2018年1月21日作成

  • アマゾンについての本。著者は、ジェフ・ベゾスが実際に話している動画で公開されているものはすべて視聴し、ベゾスの発言が引用されているものにもできるだけ多く目を通したと言っているが、自伝なども出されている中で、あえてこの内容で本を書くという必然性がいまひとつ薄いと感じた。多くの情報はすでに既知のものであり、アマゾン経済圏とアリババ経済圏の闘いという構図も、興味深いが踏み込みが不足しているように感じた。

    顧客第一主義の徹底や、そのための技術開発への投資、超長期視点のビジョン、ビッグデータとAIの重視、などベゾスの考えのまとめとしては短くよくまとめられている。

    本書の論点から外れるが、個人的にも気になる点が、著者がエピソードのひとつとして挙げたものだが、外資系企業に勤務していた時、上司から指摘された「日本人は与えられた問題を解くのは得意だが、自分で問題を設定するのは下手だ」というものだ。最近多くの人が似たようなことを言っている気がするが、やはり大きな問題であると思う。ケヴィン・ケリーが『〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則』の中のひとつとして挙げていた「Questioning」にあたる世の中の流れについていけなくなるのではないかと懸念される。

    ※ ちなみにケヴィン・ケリーの著作の邦題を勝手に『これからインターネットに起こる「不可避な12の出来事」』としているのは、原題から取っているのはわかるけれども、そうであればそうだと断るべきで、少々ルール違反ではないのだろうか。別の箇所では正しいタイトルにしているが...。

    ---
    著者は、最後の方に「アマゾン vs. アリババ」に対抗する新経済圏を想像する企業が今後10年の間に日本企業から登場するとしたのなら、それはメルカリであると予想しています」という。メルカリはフリマを運営している企業だが、本日的にはP2P企業とみているからであるとのこと。そういう考えはなかったが、そういう発想でメルカリを見ることも重要なのかもしれない。


  • 道、天、地、将、法の5ファクターメソッドに当てはめるとアマゾンの大戦略が見えてくると著者。

    2022年のアマゾンが描く世界は小売業の枠を超えてなくてはならないビジネスモデルを目指しています。
    その中身を5ファクターメソッドやPEST 分析などを用いた分析やアリババと対比しての比較分析は面白い。

    ペソスが創業時に掲げたビジネスモデルは、品揃えをふやすと、お客の選択肢が増え、顧客の満足度が上がる。満足度が上がるとトラフィックが増える。するとそこで物を売りたいという販売者があつまる。これがアマゾンの成長サイクルであり、ビジネスモデル。このモデルの前提になるものは、低コスト体質。顧客は第一に低価格と品揃えを求めるというペソスの考えがある。

    加えて顧客の経験価値としてアマゾンプライムやAWSによるサービスなどを展開。

    マーケティングの戦略面では、商品の提供者側の視点での4Pに加え、顧客側からの概念である4C(カスタマーバリュー、お客にとってのコスト、コンビニエンス、コミュニケーション)を加えている。

    また、刻一刻と変化する一人の人の行動、嗜好に対し、ビッグデータとAIの活用による0.1人セグメンテーションに対応。

    ベソスが創業時に描いた成長モデルを一貫して実行、展開している。これから先の未来が実に楽しみです。

  • 2018.01.03読了
    0.1セグメンテーションで、その瞬間の個人に合わせたサービスの提供を目指しているのには驚いた。
    「顧客第一主義」を貫き、学術的な理論に則って、理想を実現しつづける。
    早く失敗して、早くやり直す。
    戻れるものと戻れないものに二分し、戻れないものについては、安易に妥協はしない。反対して、議論を尽くし、決定したらのめり込む。これこそ、今の会社とは対極にある姿勢だ。
    私自身も、失敗したらとっとと認めてやり直せばいいじゃないか。結果として、高速でPDCAを回し続けているのもすごい。

    と同時に、問題提起をしているのもとても良かった。
    たしかに、アマゾンの「要塞」の中だけで完結するのはぞっとするし、果たして幸せなのか?
    安くて早いが、全てになってしまうのだろうか?

    社会はどこへ向かっているのか、もっと情報を集めて、考えたいと思った。

  • アマゾンってかベゾス凄ぇ。しかし最後まで読むと入社したいとは思わなくなったw 

  • 居住地単位での合意形成ではなく、自分がどう生きたいか、という生活スタイル単位での合意形成が行われていく未来は遠くないはず。それを担うのは、もろちんAmazonだけではなく、経済圏を作ろうとしてるどの企業にも当てはまり、○○ユーザーであるというアイデンティティがより強く形成されていく。最後に選んでもらえる為のキーファクターは何だろう。

  • 2017年時点で2022年のAmazonの動向を予測した本
    Amazonの特徴や戦略、目的と思わしきもの、他社との比較など


    当たっている予測もあったりなかったり
    概ね当てはまっている気がする
    ロードマップの進捗が早いか遅いかの問題かな?


    ヤマト運輸の値上げによる、独自の流通・配送サービスを構築する
    他にも宅配ロッカーの設置
    というのはドンピシャでしたね
    まぁ、そんなに難しい予測ではないですけど

    Amazonは単なるECサイトではない
    Webショップから実店舗への展開
    無人コンビニなどの実装
    スマートスピーカーのサービスを軸とした、Amazon生活への導き
    他社商品もAmazonで販売、配送を担うという「流通インフラ」化
    (そのせいで商品が玉石混交だったりする弊害も起きているけど、非正規品に関する対策もそのうちされると思う)

    ビッグデータ利用の先駆け企業
    ユーザの位置情報が分かれば、居住地、勤務先、年収、生活などがわかる
    今後はユーザに不信感を持たれずに位置情報を取得するサービスが登場するはず


    Amazonはユーザーエクスペリエンス第一主義
    コスト、利便性「必要なものを、必要な場所に、必要なときに、必要な量だけ」最速で届ける
    他社との競合を避けるために低利率に抑える
    自社用のクラウドサーバを一般向けサービスにしたAWS
    AWSで儲けた金で業界そのものをダンピングしてシェアを広げる

    ただ、こんな表現もある
    ----------------
    「よく『アマゾンは利益をため込まず、顧客に還元している』と語られますが、正確には『AWSであげた利益を他の事業に回している』という構造であることが、ここからよくわかります」
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    大きな目標としては、宇宙事業のための資金稼ぎ
    宇宙事業も自社による独占が目的ではなく、宇宙開発という業界への参入障壁を下げる事が目的
    将来は宇宙に人が住める環境を整える必要があるとのこと


    アリババとの対比
    企業やCEOとしてのポリシーの違い
    ユーザ第一主義で、国や社会といった枠組みは考慮していないように思える

    「企業は顧客だけを満足させればいいのか」という課題



    組織構造
    トップダウンとボトムアップの融合
    ジェフ・ベゾスは火星人のように理解不能
    小さな組織(ピザ2枚でメンバーの食事を賄える程度)の集まり

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    「意思決定方法を2つに分類する、つまりは、意思決定には後戻りできるものと、できないものに分類する、そして後戻りできるものに関しては失敗する可能性も織り込みつつどんどん決定すればいいが、後戻りできないものは深く議論する」
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    「ベゾスは『自分自身は賛成しないけれど、みんながそう決めていくのであれば、決めた以上は自分もしっかりコミットする』ことがあると言っています」
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    「『後戻りできる項目』については部下に権限委譲を進めて、『自分自身は賛成しないけれど、みんながそう決めていくのであれば、決めた以上は自分もしっかりコミットする』と言っているのです。ベゾスが『後戻りできない項目』についての意思決定に深く関与しているであろうことは容易に想像できるでしょう。『組織のなかでできるだけ現場に近いメンバーに意思決定を委ねたい、でもそれは後戻りできることに限定するよ』ということなのです」
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    個人的にはAmazonはそこそこ利用している
    新刊は予約しておけば当日に配達されて、帰ってきたらその日のうちに読めるし
    気になった本もAmazon直営えあれば翌日には届く
    Amazonをプラットフォームに、中古の本も安価に購入できる
    Prime会員になっていれば配送料無料だし、Prime Video、Prime Musicも利用できる
    便利なことこの上ない
    確かにこれはシェアを広げるわと思う

    その一方で警鐘を鳴らす人の意見も頷ける
    各種業界がAmazonの独占状態になってからの値上げには対応できないと
    確かに頷けるんだけど、この利便性には抗えない生活に慣れてしまったなぁ……





    企業を分析する実例として読んでも面白い

    PEST分析
    5ファクターメソッドは孫子の兵法の影響を受けている、道(戦略目標:ミッション、ビジョン、バリュー、戦略)・天(天の時:SWOT,PEST分析)・地(地の利:3C,業界構造分析)・将(リーダシップ:グローバル、社会、組織、セルフ)・法(マネジメント:PDCA等)
    4C分析(カスタマーバリュー、コスト、コンビニエンス、コミュニケーション)

  • アマゾンが描く2022年の世界
    全ての業界を震撼させる「ペゾスの大戦略」

    著者:田中道昭
    発行所:PHP研究所
    発売日:2017年12月

    読んだことはないけれど、ちょうど2022年で果たして、この本の中に書かれている事と現実とは如何に?って興味を持ちました。
    5年前の予言(予定)はどんなだったのでしょう?
    例えば、コロナは2019年12月に中国武漢で感染報告が有り、以後世界中の生活様式に変化が有りました。その影響もあったはず。






    9784569837338
    NDC分類 024.53
    Cコード C1234

  • Amazonの戦略論より、経営学テキストの要約編
    1.ペゾス3つのVALUE①顧客第一②超長期思考③イノベ
    ションへの情熱 しかし「イノベーションのジレンマ」
     イノベーションの持続が最も難しい 
     「ピザ二枚のチーム」少人数活動で 6-10人
    2.戦略①コスト②差別化③集中

  • 田中氏2冊目。
    5ファクターメソッドでの分析は以前読んだ著者の「GAFA×BATH」と被ったり、Amazon Goやホールフーズの買収など、前半はAmazonを賛辞する様な感じだったので、あまり目新しさはなかった。
    後半では宇宙事業やアリババとの比較、Amazonが批判される要因など、別の角度から切り込んでおり、こちらは興味を惹かれた。やはり巨大になりすぎたAmazon、税金を逃れながら、マケプレ業者から手数料と言う名の税金を搾取、狭義の顧客第一主義の同業他社の排除。まだまだAmazonは終わらない。

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著者プロフィール

立教大学ビジネススクール教授、戦略コンサルタント。Ridgelinez戦略アドバイザー。専門は企業・産業・技術・金融・経済等の戦略分析。日米欧の金融機関にも長年勤務。主な著作に『GAFA×BATH』(日経BP 日本経済新聞出版)、『2025年のデジタル資本主義』(NHK出版)など。テレビ東京WBSコメンテーター。日経新聞電子版Think!エキスパート。

「2023年 『HUMAN ∞ TRANSFORMATION』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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