- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569842745
作品紹介・あらすじ
会話に「数字」を盛り込むだけで、説得力は倍になる! 「数字が苦手な人」でも今すぐ使いこなせるインプット&アウトプットの手法。
感想・レビュー・書評
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経営コンサルタントの著者がAIが台頭する社会で数字を使って具体的に伝える技術について書いた一冊。
なんとなくは理解できているけれども深くは知らない相手に動いてもらうための数字の使い方を本書で学ぶことができました。
@変換で大きな数字を身近に感じて戦略を練ることや335ファネルで成功率をより具体的に捉えたり、偏差値で現在地を捉えたりと漠然としているものを本書で学んだ概念はより正確に数字として捉え、次に活かせると感じました。
また、メルカリやZOZOがどのような根拠で戦略を立てているのかやググール・アナリティクスを使ったセッションやコンバージョンの見方などネットビジネスでの数字を使った戦略の立て方を学ぶこともできました。
多変量解析を中心としたデータサイエンティストの仕事やプログラム言語であるpythonやAIとの付き合い方など著者が精通している知識の内容にも触れられたのも貴重なものだと感じました。
そんな本書の中でも大きな数字やざっくり暗算やゾロ目計算の2年連続の計算など計算力を鍛える箇所は仕事でかなり使えるものだと感じ、印象に残りました。
ただ、前半と後半で色合いがかなり異なり読んでいて疲れる印象があったのは残念に感じました。
本書を読んで数字で示すことで自分の主張が明確に相手に伝わることを感じました。数字の根拠を示す上でAIも駆使して本書で学んだ知識を活かしていきたいと感じた一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前半は身近な内容も多く理解が出来たが、後半は突然ディープラーニングやAIの話になってしまい理解が追いつきませんでした。
ただ、ロジカルに物事を考えたいくらいの自分には過ぎた本でした。 -
数字を使って話すということはどんな事か?という事をいくつかの例を挙げて説明している。
また、同じ数字を使っも、伝わると、伝わらないがある事などは勉強になった。
今買うと10万円得ですよ、と今買わないと10万円損しますよ。ではどちらがより強く反応するのか?など -
Ai 、機械学習、強化学習、多変量解析、標準偏差などについても書いてもある。ボルドーワインの価格の重回帰分析の話も。コンサルのざっくり暗算の覚えておくべきtips も。
journal of wine economics vol7 でボルドーワインのロンドンオークションでの価格は以下変数で決定変数R^2=0.828(かなりの精度ということ。1が上限)で求められるということ。
・年数
・生育期の平均気温
・8月の降雨量
・ぶどう生育前期の降雨量 -
数字で物事を話すのは世界共通で自分の意思、説得等に役立つ。自分事として考えるようになる。
・数字で話す=根拠・理論に基づいた話しなので
声の大きな人、立場の上の人に対しても戦略として使える
@変換
・数字を自分ごと化する
予算〇〇万円→人数でわると一人当たり〇円、一個あたり〇円 -
仕事を頑張りたい文系女子にこそ、オススメの本。
数字を使って話すことは、声の大きい強者に負けない弱者の戦略というワードに、その通り…!と味方してもらうような気分で読みました -
興味のある内容だったけど…
やっぱり難しかったな。
残念!という印象です。 -
数字で語ることができない自分にとって、本書のタイトルは刺さりました。
数字で語る能力は、計算力+伝える力。
数字を加えることで説得力が増し、相手に動いてもらえます。
また、数字で話すことで、BMとTMを見える化することが重要だと学びました。
「数値化できないか?」を習慣化したいです。 -
数字で物事を話すのは世界共通で
自分の意思、説得等に役立つ
数字で話すメリット
・数字で話す=根拠・理論に基づいた話しなので
声の大きな人、立場の上の人に対しても戦略として使える
@変換
・数字を自分ごと化する
予算〇〇万円→人数でわると一人当たり〇円、一個あたり〇円
・プロスペクト理論
人は自分が得するよりも損することに過剰に反応する