- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569842974
作品紹介・あらすじ
今の時代こそ、実行力が求められている。大阪府知事・市長として組織をどう動かしたか、大きな仕事を成し遂げる要諦などを詳細に解説。
感想・レビュー・書評
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感想
橋本さんのリーダーとしての考え方、動き方、発言の仕方を学べる本だった。
違うフィールドで人の上に立つ、しかも保守的な公務員という聖域の中。
その中での橋本さんの行動、言動に心酔した。この人こそリーダーの中のリーダーではないかと思う。
学んだこと
リーダーとしてのジャッジの仕方
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良書。わかりやすい。やるべきことも。その考え方も。
この本は、実行性の高い組織論、方法論です。
900円、なんて安いんだとおもいました。 -
リーダーは決めるのが仕事。下の人には目的を示して、決めきれないものに対して決断する。議論は認めるが、決定したなら全力で取り組んでもらう。 敵対関係にあるひとを自分の下につける度量。仕事は仲良しではなく仕事の結果で関係を深める。
何かを実行するには、実行プランの作成が大切。築地市場と豊洲市場の比較など相対的なメリットやデメリットを提示することが大切。
仕事が進まない一番の原因は上が決めたがらないからと思う。決断して失敗しても命までは取られないは、引き際にもよるけどその通りだと思う。
一見、独裁的に見えるリーダー論かもしれないけど、細かいことで侃々諤々して何も決まらない政治よりも、スピード感を持って、グラウンドデザインを決めてくれるリーダーは大切だと思う。勿論リーダーを選ぶ側も、チェック機能が働く様に、より洗練されなければいけないかもしれませんが。 -
大阪市長、府知事時代の事や、リーダーとして物事を進めていく力や考え方について書かれた本。
マネージャーやリーダー職にあるので、たまに読み返すと、勇気ややる気を奮い立たせられるし、自分なりのリーダー像を作り上げる材料になる。
分かりやすくて、仕事に対するモチベーションアップをしたい時に最適。 -
道を拓くには行動しかありません。
目の前の階段を上り続けるしかないのです。
リーダーがメンバーを率いるには口先人間になってはダメです。
目標の実現に向けて一心不乱にチャレンジする姿を示し、実践する必要があるのです。
抜粋 -
至極、基本的なことですが、組織内にいるとなかなか出来ない、
忘れてしまっていることを体験を通じて書かれているので、大変
説得力があります。最近読んだビジネス書のなかでも、個人的には、最高ランクのものです。
官民、業界限らずお薦めの一冊です。 -
著者が大阪府知事時代、大阪市長時代に行った組織をマネジメントを追体験できる内容。良い意味で非常に刺激的である。
特に著者の場合は、対立する組織に長として入っていった訳で、我が身にそのようなことが起こった場合にどのようにマネジメントし、組織の価値を持続させていくか、という点においては、『米海軍で屈指の潜水艦艦長による「最強組織」の作り方』にも合い通じるところがある。
読み進めて得心できるところが多く、マネジメントの教科書としてこれから何回か見返すことになるかと思う。
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橋下氏の政治力がわかる。
政治においても、ビジネスにおいても、結果を出していく仕組みは共通している。
コロナ禍において、ビジネスの状況が激変しているが、色々なことをスピード感を持って実行していかなければならない。
本書に書いてある橋下氏の手法から学ぶことは非常に多い。