- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569847306
作品紹介・あらすじ
お金や飲み物、鉛筆など、身の周りのモノたちの「いつも同じ」は当たり前ではなかった!「検査」の世界を人気イラストレーターが案内。
感想・レビュー・書評
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品質や検査というか単なるネタ本、レンズも無意味
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509-U
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マンガで見て学ぶ工場見学の本。よく知っている製品がどのようにして工場で製造され、検査を経た上で私たちの手元に届いているのかがゆる~いイラストでわかりやすく紹介されている。類書がなかったので、購入して良かった本。
[NDC]509
[情報入手先]書店
[テーマ]令和2年度第4回備前地区司書部会/フリーテーマ -
品質検査って、あれでしょ?
ほら、たまにテレビで見るやつ。
ボールペンをたくさん機械に取り付けて、ずーっとらせん模様を書き続けたりとか。
椅子にドスドス重りをぶつけるやつとか。
本書で知ったのは、上記のような完成品の検査ばかりではないこと。
製品にもよるけれど、原材料が工場に入ってきたところから、各工程で検査がある。
それだけではない。
加工するのに必要な機械への検査もある。
さらに、検査機器への検査も。
安心して使える製品は、これほどの品質管理を受けているんだなあ、と感動を覚えた。
取り上げられた製品は、鉛筆、カメラ、ビールや乳酸飲料、貨幣、化粧品、ネーム印など。
マンガで工程や、検査内容が、分かりやすく紹介されている。
一つの製品に充てられる紙数の制限があるのか、部品が多い製品は取り上げにくいのかな?
印象的だったのは、やはり木は、いまでも職人技を要する、難しい素材だということ。
それに、検査にはかなり人の手も、感覚もを要すること。
あと十年くらいしたら、AIの導入が進んで、検査のしかた、技術も変わっているのか?
もし、続編が出るなら取り上げてほしいものを勝手に考えてみた。
・市販されている花火
・湿布薬、風邪薬など市販薬
・ヒートテックなどの機能性繊維
・包丁
・定規、分度器
今は、こんなところかな? -
いろんな製造業の品質管理(と製造過程)を説明した本。
絵も解説もわかりやすくて申し分ないです。
取り上げられている商品は10種類しかありませんが、うまくバランスが取れているのか、十分に多様な製品について説明されている印象を受けました。
著者のうえたに夫婦の旦那さんの方が、元々資生堂の研究員をしていたこともあってか、品質管理についても、製造過程についても、焦点の当て方がとてもうまくて納得できる部分が多く、読み足りない、とか、もっと知りたい、といった読後感が残らず、読み味(といった言葉があるかどうかわかりませんが)もスッキリ。
気軽に読めましたが、とても満足できました。
続編、出ないかな。 -
漫画でわかりやすい。以外と細かい、知らなかったことも載っていて楽しかった。
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「ビーカーくんシリーズ」で人気のご夫婦ユニットによる最新作。
私たちの身近なもの、例えば鉛筆、お金(硬貨)、炭酸飲料などの製造工程と品質検査の様子を楽しいイラストで紹介しています。最近は企業の工場見学が人気だそうですが、ページを開くだけで工場に潜入した気分を味わえますよ。日本の製品ってこうやって高い品質を保っているんですね。 -
読みやすいし、分かりやすい。