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- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569847542
作品紹介・あらすじ
大陸文明の米中は演繹的でトップダウンを欲する。群島文明の日本は帰納的で慎重な合議を要する。地理的条件から文明の本質を語る。
感想・レビュー・書評
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著者は東アジア哲学を専門とする大学教授。
群島と大陸という対比で日本の文明に切り込む。著者によれば、大陸が一神教に代表される汎霊論が跋扈しているのに対し、日本はアミニズムが残っている。アミニズムとは普遍的な定義で規定することができないことを受入れ、皆の感性によって合議すること。
個人的解釈だが、汎霊論が規定にそって白黒だけで分けることに対して、アミニズムが灰色も受け入れということ、なのか。
哲学が好きな人にとっては面白い書籍かも。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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