サクセスフル・エイジング しあわせな老いを迎える心理学

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569848051

作品紹介・あらすじ

老いること=衰えることと考えていませんか?
ひとは歳をとるほど「ダメになっていく」、若いときだけがキラキラしていて、あとは能力も知力も感性もただ衰え落ちていくだけ、と。
でもそれはNO!です。人生を重ねるほどに増す能力や魅力もいっぱい。
心理学では「サセスフル・エイジング(Successful Aging)」という視点、どうしたらサクセスフルな(幸福感にあふれた)エイジング(年齢の重ね方)ができるのかが、近年とても注目されてきています。
本書では、老いへのマイナスイメージを捨て、どうしたら歳を重ねることの喜びを味わえるのか、どういう考え方や行動をすればそうなれるのか、さらに、歳を重ねないと到達できない境地や知性がたくさんあるということを、臨床心理士である著者が、実際のカウンセリング場面で出会った事例をもとに、生涯発達心理学の知見をふまえ、わかりやすく伝えます。
人生100年をしあわせに過ごすために!

感想・レビュー・書評

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  • 内容が薄いのは、読み易さとトレードオフであり、高齢者をターゲットにした本だから仕方無いのだろう。装丁も淡い紫で、ブランディングとして徹底されている。読むことが安らぎとなり、読書そのものがカウンセリングのように優しい。植木理恵の人柄が滲むようで良いな、と思う。星ふたつの意味は、それが私に合うか合わないかというだけの評価に過ぎない。

    アンチエイジングではなく、老いを否定的には捉えないサクセスフルエイジングという考え方。脳が老化し、身体も疲れ易くなる。機敏な動きも出来なくなり、やがてポジティブな行動を起こさなくなり、思考もネガティブになっていく。そんな風に、暗く感じながら生きなくても良いと勇気づけてくれる本である。病は気からというが、老いこそ、気持ちの問題。いつまで女子と言い続けるか問題ではないが、自分を中年、老人と決める最後は自分だろう。明るく笑顔が一番らしいが、その通り、思考も言葉も削ぎ落とし、シンプルな価値観がスッキリする。

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著者プロフィール

心理学者

「2020年 『サクセスフル・エイジング しあわせな老いを迎える心理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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