アメリカ民主党の欺瞞2020-2024

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569848372

作品紹介・あらすじ

民主党のバイデン政権。左右の党派対立やコロナ対応で、早くも基盤が揺らいでいる。そしてアメリカ政治の主役は、いまもトランプだ。

感想・レビュー・書評

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  • 2022/02/27 amazon 1700円 p850

  • 政治でもなんでも、2つ以上の意見がある時には、そのどちらの意見も知りたい私。

    トランプ氏を支持している人の意見は、ネットにはあるが、主要なメディアではまず取り上げられない。
    陰謀論だとか、頭がおかしいとか言われていることは耳にしてはいるが、真剣に支持している人の考えを知りたかったので、とても参考になる一冊だった。
    私が中学生の頃に憧れたアメリカはどこへ行ってしまったのだろう。音楽、映画、文学。あの頃にアメリカが感じられない。そして、これからどこへ向かっていくのだろう。
    日本とって、一番重要で大切な国なのに…。

  • 私は極端な政治的思想の持ち主ではない。左でも右でもない。少なくとも極左や極右ではない。
    その前提で、この本は読んで損はないと思う。普段私たちが接しているメディアは強弱あるにしてもほとんどが基本的にリベラル系(あるいはリベラル系の受け流し)。つまり知らず知らずのうちにバイアスの掛かった見方の入った情報を浴びている訳で、この著書のように扇情的な陰謀論者とは一線を画す、冷静な保守側からの米国政治の裏側解説は貴重。
    繰り返しますが、この著者の書いていることが全て正しい見方であり真実であるかどうかは分かりません。まあ、政治の世界は所詮は狐とたぬきの化かし合いでしょうから、共和党側にもダークな面は多々あるでしょう。…が、ニュースの見方のバイアスバランスを取るために、こちら側の見方を知ることも有用と感じる次第。
    …それくらい、結構「衝撃的」です。こちらの内容。

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著者プロフィール

日米近現代史研究家。北米在住。1954年静岡県下田市出身。77年東京大学経済学部卒業。30年にわたり米国・カナダでビジネスに従事。米英史料を広く渉猟し、日本開国以来の日米関係を新たな視点でとらえた著作が高く評価される。著書に『日本開国』『日米衝突の萌芽1898-1918』(第22回山本七平賞奨励賞受賞)(以上、草思社)、『アメリカ民主党の欺瞞2020-2024』(PHP研究所)、『英国の闇チャーチル』『ネオコンの残党との最終戦争』『教科書に書けないグローバリストの近現代史(茂木誠氏との共著)』(以上、ビジネス社)など。訳書にハーバート・フーバー『裏切られた自由(上・下)』(草思社)など。

「2023年 『オトナのこだわり歴史旅 伊豆半島編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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