先が見えなくても、やる気が出なくても 「すぐ動ける人」の週1ノート術

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569848501

作品紹介・あらすじ

先が読めず不安な今大切なのは、正解が見えなくても「仮決め・仮行動・軌道修正」していく力。それを実践できるノートメソッドも伝授。

感想・レビュー・書評

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  • 週一回なら続くのかな

  • 1:先週のよかったことや感謝、を3つ
    2:今週の1週間こうなったらいいと思うベスト3
    3:現時点での悩み課題不安
    4:今週のアクション、10秒アクションで行う

    ウイークリーノートを活用して、不安や悩みを1週間単位で見直すノウハウが紹介されたもの。
    1週間ごとというスパンなら、改善や継続の判断がしやすいと思う。
    また、1週間に1回ノートに記載するのなら長続きしやすくなりそう。

    不安になることは、先延ばしにしがち。
    何も解決にならないのは分かっていても。

    気が向かない時でも、不安を自分なりに書き出すと分かりやすくなるのでは?
    直視するのが苦痛だからといって避けてばかりではどうしようもない。

    そういった意味では、ウィークリーノートでささやかな良かったことを積み重ねれば手ごたえが見つかりそうだ。

  • 多くの方がすぐに行動できないことに悩んでるのではないのでしょうか。後でやろうが積み重なり、何から手をつけて良いかわからない。。そんな方に向けて、著書がわかりやすく「直ぐ動ける人のノート術」を超わかりやすく解説しています。
    実際、著書のオンラインサロンで毎週受講生にやってもらうウィークリーノート術をこの本で伝授しています。私もこの本を読んで、早速ウィークリーノートを書き始めてみました。 

  • 読みやすくて良かった。試してみようと思う。続くかな〜

  • 日々の仕事に追われていても、やりたい事をするにはどうしたらいいか、ということが具体的に書かれていて参考になります。人生で本当に叶えたい事は何かな、と考えるきっかけになりました。

  • ウィークリーノートを書いてみよう。
    1年で50回フィードバックできる。
    試行錯誤を重ねて、
    少しづつでも、在りたい姿に近づこう。

    不安があるのは、よし!
    在りたい姿があるからこそ、
    そのギャップに不安が出てくる。

  • すぐ動けない場合というのは何か悩みがあったり考えがまとまってない場合が多いそうです。

    脳科学の本ではもちろんですが最近どこででも見かけるようになった「メタ認知」という言葉。
    自分自身を客観的に見るという方法ですが、これを具体的にどのように実践して行動に移すかを手助けするためのメソッドを紹介しています。

    タイトルの通りノートを使った方法ですので実際に読み終わったあと振り返りつつ書いてみましたが…なかなかこのノートを書く習慣自体身につけるのが大変かとは思いますね…

    仕事はもちろん、プライベートや趣味など伸び悩んでいる、変わりたいと思っている方は試してみるといいかもしれないですね。

    考えるよりまず行動というのも具体的にどうすればいいかのヒントがあります。

    内容的には良くありそう…と個人的には感じましたが自己啓発の具体的行動を取ってみたいけど何をしていいか分からない方にはお勧めしたい本です。

  • ノート4分勝して1週間の振り返りをする
    ①現場(よかったこと・嬉しかったこと・感謝)
    ②仮決め(来週起きたらいいなと思うベストスリー)
    ③現場(悩み・課題・不安)
    ④仮報道(すぐできることを3つ決める)

  • どうにかなる、きっと良くなる、きっといいことがある。と希望を持つ。

    自分次第でどうにでもなる悩みには向いてるかも。

    不安を感じる人は自責、不満を感じる人は他責。

    軌道修正の方法
    時間、場所、人のどれか一つを変える。一度に全部を変えない。

    うまく行っていることは増やし、うまく行ってないことは減らすかやめる。新しいことを始めるか、やり方を変える。

    不安について文字化することで客観視することができる→メタ認知→視野が広くなる

  • PDCAサイクルをどうやってうまく回すかを学べる本です。
    計画は立ててみるものの、不安が募って行動に移せない、どう行動したらいいか迷ってしまう、ということはビジネスでも日常生活でもよくあることです。
    不安を消すためには行動するしかないこと、仮説を立てて行動してみて、失敗しても振り返って軌道修正すれば大丈夫であることを教えてくれます。
    週1でノートを使った自分の考え、不安の見える化を行い、行動へのハードルを下げて、振り返りと軌道修正ができる方法も紹介されています。
    不安ばかりが募って何も行動できないことに悩んでいる方や、これから自分が何をすればいいかが決まらない方などが、その解決のヒントを得ることができる1冊ではないでしょうか。

    【特に覚えておきたいと感じた内容の覚え書き】
    「不安は生きている限り、前向きに挑戦している限り起こる感情。未来の理想や目標を持っているから、『理想と現実』のギャップを感じた時に起こる。『不満』は、『自分以外の誰か』に何かを期待しすぎているときに感じるものなので、危険なサインかもしれない。」
    「抱えている不安に対処して闘うか、対処できないときは逃げるかどちらかを選んで行動すれば、不安は減らせる。『不安だから行動しない』から『不安だからこそ、まず動いてみる』への転換が重要。行動の『量』を増やすキーワードは『仮』という言葉。『まず仮で決める』という思考習慣を持てば、決断のハードルが下がる。『仮決め』した後は、そこで満足せず即座に『仮』行動する。」
    「振り返りは、反省ではなく、自分が行きたい未来、実現したい夢や目標に近づくための未来作戦会議。懸案事項などを抱えていても、一旦思考を立ち止まらせてみる。『よかったこと』から、ポジティブ→ネガティブの順番で振り返り、必要以上に自分を責めることなく、冷静に客観的に課題に向きあう。」
    →不安を解消するには、行動しかないことはこれまでの経験から理解できる気がします。行動して、ダメだったら修正すればいいだけのことは多いのですが、PDCAサイクルで言えば、Pで終わってしまっているパターンですね。D(行動)、C(振り返り)、A(軌道修正)への意識が重要です。

    【もう少し詳しい内容の覚え書き】

    ・今、必要なのは、日常の小さな事柄に対する行動力。些細なことでも、小さな行動の主席で、1日、1週間、1ヶ月、1年、そして人生は構成されていく。一つひとつの場面で「すぐ動ける」ようになることで、人生全体を豊かなものに変えていける。

    ◯不安の正体と対処法
    ・対処法を挙げると、①不安はなくならないことを知っておく(もともとは危険察知のための防御本能)、②今の時代特有の不安を知る(先が見えないのに自己責任で決めていく不安、生活していかないといけない不安)、③不安を否定しないで認める(危険信号に気づけている)、④自分の「不安の度合い」を把握する(コンフォート、ラーニング、パニックの3つがあり、ラーニングが適度)、⑤紙に書き出し、対策を冷静に考える、などがある。
    ・不安は生きている限り、前向きに挑戦している限り起こる感情。未来の理想や目標を持っているから、「理想と現実」のギャップを感じた時に起こる。「不満」は、「自分以外の誰か」に何かを期待しすぎているときに感じるものなので、危険なサインかもしれない。
    ・「希望」が必要。行きたい未来を認識し、一歩踏み出す。一歩踏み出せたら、さらに一歩踏み出す。そうしているうちに、違う景色が見えてくる。そのころには、自分の内側からなんとなく勇気や希望が湧いてくるようになる。

    ◯行動の量を増やす「仮決め仮行動」
    ・抱えている不安に対処して闘うか、対処できないときは逃げるかどちらかを選んで行動すれば、不安は減らせる。「不安だから行動しない」から「不安だからこそ、まず動いてみる」への転換が重要。行動の「量」を増やすキーワードは「仮」という言葉。「まず仮で決める」という思考習慣を持てば、決断のハードルが下がる。「仮決め」した後は、そこで満足せず即座に「仮」行動する。
    ・「自分で決める」と自信が育つ。思うような成果が出ても出なくても、「自分で決めているかどうか」で、自己肯定感が上がるか下がるかが決まる。自己肯定感が高い人には、「仮決め仮行動」しているという共通点がある。すごいことをしているのではなく、試しに着手し、楽しくなってついつい行動している。

    ◯行動の質を上げる「軌道修正」
    ・完璧なノウハウや回答を得るのに時間と労力を費やすより、一度仮に決めて行動してみた後、軌道修正していったほうが効率的。状況が刻々と変化している現状では、「一度でうまくいく」という前提で動いても、なかなかスムーズにいかないことが多い。以前は通用したノウハウが通用しないことや、前提条件が変わり以前のノウハウを使えないこともある。
    ・軌道修正の方法は、①「うまくいっていることを」増やす、「うまくいっていないこと」は減らすかやめる、「新しいこと」を始めるかやり方を変える、の3つの視点でチェックする、②「時間、場所、人」のどれか1つを変える(機能の有無を判断するため、一度に全部変えない)、③まずは「できるはず」なのにできていなかったことを埋める(「できないこと」をできるようにするより先)、の3つの方法がある。1週間ごとの見直しを積み上げると効果が高い。

    ◯「ウィークリーノート」で行動力を高める
    ・ノートの1ページに線を縦横1本ずつ引き、4つのブロックに区切る。①左上によかったこと・嬉しかったこと・感謝したいこと、②右上に今週1週間の「勝手にマイベスト3を仮決めで、③左下に現時点での「悩み・課題・不安」、④右下に①のバージョンアップ、②の実現、③の解決にための「仮行動」を書く。仮行動が完了したら、赤ペンなどで線を引く。
    ・月1か数ヶ月に1度、自分が仮決めとしてプランニングしたこと、過去に仮決めや仮行動として記したことが、実際に今どうなっているかを「定期点検」する。①左上にあらためて感じたこと、②右上に今の自分に必要な目標、③左下にあらためて感じたこと、④右下に①〜③の気づきをもとにした軌道修正アクションプランをそれぞれ書く。
    ・2つの案で迷って動けない時に、どちらでもいいので1つに仮決めすると、結果的に決断が早まることが多い。最終決定までに、当初の選択肢になかった新たな案ができ、それを最終決断にすることは多い。仮決めしてみると、最終的に最適な選択を決断することになる。

    ◯ウィークリーノートをラクに続けるには
    ・よかったことを見つける最大のコツは、基準を極限まで下げること。「うまくいったことを思い出しつつある、うまくいきつつある」、「ダメなところもあるけれど、素敵なところもある自分」という考え方を持つ。
    ・振り返りは、反省ではなく、自分が行きたい未来、実現したい夢や目標に近づくための未来作戦会議。懸案事項などを抱えていても、一旦思考を立ち止まらせてみる。「よかったこと」から、ポジティブ→ネガティブの順番で振り返り、必要以上に自分を責めることなく、冷静に客観的に課題に向きあう。
    ・自分の発している「声に耳を傾ける」。「自分を甘やかす」ことと区別する。「何もしたくない」と思ったときはチャンス、そこで止まらず、思ったことを受け止めたら、「そして本当はどうしたいか」とゴールを再確認し、10秒でいいので実際に行動してみる。受け止めて従うのは、自分を甘やかしている。

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著者プロフィール

◎――株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役。メンタルコーチ。目標実現の専門家。中央大学卒業。長野県出身。

◎――脳科学とアドラー心理学を組み合わせた、独自の目標実現法「行動イノベーション」を開発。その卓越したアプローチによって、これまで1万5000人以上の課題を解決してきたほか、オリンピック出場選手、トップモデル、ベストセラー作家、経営者など各界で活躍する人々の目標実現・行動革新サポートを実施。その功績が話題となり、各種メディアからの依頼が殺到。現在は法人向けにチームマネジメント・セルフマネジメントに関する研修、講演、エグゼクティブコーチングを提供している。

◎――また、個人向けに「行動イノベーション年間プログラム」とオンラインサロン、プロコーチ養成スクール「NEXT」を主宰。10冊の著作の累計発行部数は23万部を超え、中国、台湾、韓国など海外でも広く翻訳されている。おもな著書に、本書の元となった『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』『指示待ち部下が自ら考え動き出す!』(ともに小社刊)などがある。

「2023年 『マンガでよくわかる やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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