- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569853239
作品紹介・あらすじ
認知能力が弱く図形の把握ができない子の学力を伸ばした著者が、その過程と「やる気を生むコツ」を披露。精神面、身体面にも言及。
感想・レビュー・書評
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「ケーキの切れない非行少年たち」の続編として興味深く読んだ。
どの子にも平等に勉強する機会が与えられているけれど、家庭環境などによって、それは平等ではないことがある。学校でそういう子たちが救える現場であって欲しいと願う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ほとんど、コグトレの紹介でした。
それでもまあ、コグトレのことがわかったので、よかったかな。
子どもたちに何か使えるものがないか、探してみます。 -
前半は良かったが、中盤からコグトレの教材説明になり、集中力が切れてしまった。もう少し、コグトレを使っても良いのだが、学力をどのようにして伸ばしていったか詳細な説明があると良かった。
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教育のあり方
自分が好きであるかが大前提。
本好きな子どもになって欲しいなら、大人がまずは本を読む姿を見せるべき -
コグトレについて書かれた本。
発達障害があるのか、見極めて、早めにこういうトレーニングをする方が子どものためになると思う。 -
少年院の子達は、一つの回答しかできないからケーキがうまく切れない(三等分の時に、まず等分なのだからと真ん中で切ってしまう)。承認されることに飢えている。などの考え方
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ベストセラー「ケーキの切れない非行少年たち」の著者よる、境界知能とされる子どもたちの認知能力をいかにしてあげていくかという実践の記録。少年刑務所において利用するために実際に著者が開発した「コグトレ」は、認知機能をあげていくための具体的なメニューが色々と工夫されている。非行少年だけではなく、一般の子どもや一部の大人にも応用可能な内容。新書なので簡単に読めた。
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04.28.2023
グレーゾーンの子たちの認知について -
■困っている子供の特徴5点セット+1
①認知機能の弱さ
見たり、聞いたり、想像する力が弱い
②感情統制の弱さ
感情コントロールが苦手。他人の気持ちを理解できない
③融通の利かなさ
思い付きで行動する。困ったときの解決策が殆ど出てこない
④不適切な自己評価
自分には問題がないと思う
⑤対人スキルの乏しさ
人とのコミュニケーションが苦手
+1)身体的不器用さ
身体の使い方が不器用。力加減ができない