現実主義の 避戦論 戦争を回避する外交の力

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569856582

感想・レビュー・書評

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  • 近年、日本を取り巻く安全保障環境の脅威が増し、岸田首相は2027年度GDP比2%の防衛費を拡充することを決めた。筆者は、このことに対して警鐘を鳴らす。
    そもそも日本の脅威とは何か、防衛費2%が妥当であるのか、日本は今後どのような外交指針を持つべきか。これまでの日本外交や世界の潮流を踏まえて、ロジカルに述べる。
    本当に防衛費の増加が戦争の抑止になるのか、考えさせられる本である。

  • 東2法経図・6F開架:319.1A/Y12g//K

  • 現在の日本を取り巻く安全保障について、筆者の意見が綴られた本。近日、防衛力の大幅な強化が必要だと一般論では唱えられているが、それに反旗を翻すスタンスをとっている筆者。しかし、筆者の論は理想的からは程遠く、より実務的、具体的なロジックが展開されている。

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著者プロフィール

2021年7月現在
立命館大学客員教授、大阪大学大学院国際公共政策研究科(OSIPP)特任教授、グローバル寺子屋・薮中塾主宰。

「2021年 『外交交渉四〇年 薮中三十二回顧録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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