京都祇園もも吉庵のあまから帖3 (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 194
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569901152

作品紹介・あらすじ

忽然と姿を消したかつての人気役者が祇園に現れたわけとは? 祇園の甘味処に集う人々の哀歓を描いた人情物語、急展開の第三巻。

感想・レビュー・書評

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  • 本当にこのシリーズが好きで全部読んでる。
    京都が好きな人。
    人情のお話が好きな人にオススメです!

  • 内容(ブックデータベースより)

    かつて一世を風靡しながら、不慮の事故で行方を晦ました歌舞伎役者が、十五年ぶりに京都に姿を現した理由とは。
    茶会の準備で老舗和菓子屋の女性が見せた「おもてなし」の神髄。
    ようやくお店出しが決まった舞妓に思わぬ事態が……。
    祇園にひっそりと佇む一見さんお断りの甘味処「もも吉庵」を営む元芸妓・もも吉と、そこに集い、慎ましくも誇り高く生きる人々の哀歓を描いた連作短編集。
    シリーズ第三弾。
    文庫オリジナル。

    令和4年9月4日~5日

  • ライト文芸でもこんな大人中心の話は珍しいんじゃないでしょうか。今回は恋愛話メインで良かったです。若い子を咜りつけて謝られるもも吉さんが可愛いです。
    お坊さんが美都子をゲット出来ればいいですね。

  • 朱音さんの物語がよかった。
    たぶん次巻で動くだろうが、若王子さんの今後が気になる。朱音さんの気遣いをみてどう変わっていくのだろうか?
    続きが楽しみ。
    あと作中に出てくる和菓子。たべてみたーい。

  • 2021.8th
    今作も良かったですね!また続編出ますように!
    この作品を読むといつも京都に行きたくなる(´∀`)

  • 元芸妓、もも吉さんの粋と心配りが
    素敵で、好きな作品のひとつ。
    そして、もも吉さんがおっしゃる
    「頑張る」と「気張る」の違い…耳が痛い。
    花街で挨拶のように使われる「お気張りやす」。
    頑張るとは、我を張る、独りよがり。
    気張るとは、周りを気遣って張り切る
    ここに、惹かれて手に取った本。
    私はついつい「頑張る」になってしまう。
    さりげなく気張れるように努力しようっと。

  • 個人的に、1、2の方が好き。
    名古屋弁、かなり違和感ありました(笑)

  • 「お気張りやす」な話はとてもいいんだけれど
    良い話でしょ?が鼻につくようになってしまった。

  •  震災で親を亡くした奈々江が、又フラッシュバックを起こして声が出なくなってしまった。デビュー間近だったが、周りのフォローのお陰で無事お座敷にあがれたが、そのデビューで一悶着ありどうなるかヒヤヒヤしましたが、無事にデビュー出来て良かったです。声も早く戻ると良いなぁ。

     心根が優しい朱音が茶道の家元の嫡男に見初められて、ほんわかしました。副店長の若王子の野心家なのが鼻につきましたが、朱音の思いやりの心が他の人にも伝わってホッとしました。きっと良い伴侶になりそうですね。

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著者プロフィール

作家・小説家。「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動代表として、「思いやり」でいっぱいの世の中をつくろうと、思わず人に話したくなる感動的な「いい話」を探して東奔西走中。その数は数千におよぶ。著書にベストセラー『No.1トヨタのおもてなしレクサス星が丘の奇跡』、『5分で涙があふれて止まらないお話』『毎日が楽しくなる17の物語』(ともにPHP研究所)他多数。新聞・雑誌・Webなどでほぼ毎日「いい話」を連載中。

「2020年 『101人の、泣いて、笑って、たった一言物語。世の中捨てたもんじゃない!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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