婚活食堂10 (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569903606

作品紹介・あらすじ

「めぐみ食堂」のような店を開きたいと、弟子入り志願してきた女性。恵も応援するが、思わぬトラブルに巻き込まれることになり……。

感想・レビュー・書評

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  • 第10弾は今までとは少し趣向が違う感じが。
    めぐみ食堂に見習いさんが入り、丸々一冊、彼女を中心にして様々な出来事が展開していく。
    えっ⁈本書が中国、イタリヤで翻訳出版!スゴいなぁ。
    海外の人は日本の婚活事情をどう思われるのかなぁ?
    第3話に「はじめ食堂」登場!うれしい♪

  • 作品は冬に入るところ、読んだのは夏に近づく頃。季節は真反対だけれど、美味しそうな食べ物の描写にお腹が空いてしまうのはいつもの事。
    今回は闇バイトによる強盗事件が発生。あら?このお話って推理小説だったっけ?と思いながら最後はしっかりハッピーな結末になりひと安心。

  • お酒が飲みたくなるなぁ。

  • 半年ぶりの10作目もいいな。今回も全体を通してはうまく事件が解決。真行寺がええとこ見せる。グローバル強盗団も登場して、時事ネタもうまく織り込んでいるのはさすが

  • 美味しそうなお話しでお腹が空いてしまう。今回も面白かった。

  • めぐみ食堂に真行寺の紹介で弟子入り志願の桂木日向が仲間入り。可愛らしく明るい人柄がめぐみ食堂に華を添えてくれたのも束の間、日向の恋人の芸能事務所マネージャー・荒尾が、お笑い居酒屋の女将に日向をさせようとして…

    日向の目指す物がめぐみ食堂をリスペクトしている様だったのに、荒尾のスポンサーがついたお笑い居酒屋に舵を切り始めた所はハラハラしましたが、収まる所に収まってほっとしました。日向なら上手くやっていけそうだと思います。

  • 食堂のおばちゃんのはじめ食堂が登場して嬉しくなってしまった。毎回思うんだけどこういうお店の常連さんになるの憧れる。折しもホットワインの季節です。

  • グローバルな強盗団が登場したりと、今回もタイムリーなネタが織り込まれる一方で、飲食店開業を目指す愛正園出身女性がめぐみ食堂に弟子入りという新しい展開。『食堂のおばちゃん』シリーズのはじめ食堂が登場したり、『ゆうれい居酒屋』の登場人物が来店したりと、嬉しいクロスオーバーネタも。

  • 小料理屋を開く夢を抱く日向が「めぐみ食堂」で
    修行をすることに。元占い師の女将・恵も彼女を
    応援するが、日向の恋人の芸能事務所マネージャーは、
    日向を女将として「お笑い居酒屋」を開く計画を
    立て…。


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著者プロフィール

1958年、東京都江戸川区生まれ。早稲田大学文学部卒業。松竹シナリオ研究所で学び、脚本家を目指し、プロットライターとして活動。その後、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務しながら、小説の執筆に取り組む。2007年、『邪剣始末』で作家デビュー。2013年、『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞。その他の著書に「婚活食堂」「食堂のおばちゃん」「ゆうれい居酒屋」シリーズや、『風待心中』『ゆうれい居酒屋』『恋形見』『いつでも母と』、共著に『猿と猿回し』などがある。

「2023年 『婚活食堂9』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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