- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784571410550
感想・レビュー・書評
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<閲覧スタッフより>
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所在記号:689.21||コン
資料番号:10230968
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689.2||Ok
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コンテンツツーリズムに関する基礎知識、作品名ごとの実事例、研究方法、考察など、幅広くコンテンツツーリズムの現在について知ることのできる本。
作品ごとの事例紹介は興味深い内容で、作品が違えば展開方法も全然違うということが分かった。
欲を言えば、実証研究として実施したイベントについて、もっと運営方法から当日の様子まで、もう少し詳しい内情が知りたかった。 -
編者の岡本健さんと共同研究したこともあった縁で自分も執筆にお声掛けいただいた、いわゆる聖地巡礼等の「コンテンツツーリズム」を研究したい学生向けの教科書。
コンテンツツーリズムとは何かという話、そこで研究するにあたって必要な/使いうる研究の方法、実際のコンテンツツーリズム事例などをふんだんに盛り込んでいる。
扱う範囲が広い分、個々の章は触り程度となっているけれども、コンテンツツーリズムに関わる内容を広く一覧できるのは良さそう。
研究手法のところはコンテンツツーリズムにかぎらず、人文社会系でよく使う方法/作法が列挙されている感じなので、これでいろいろな手法のさわりを掴んで、深い勉強はそれぞれの専門書で、という使い方もできるかも。