- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784572003652
作品紹介・あらすじ
これは、ペチューニアというなまえのおばかさんのがちょうのおはなしです。
感想・レビュー・書評
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たまたま娘が学校の読み聞かせでこのペチューニアの別のシリーズを読んでもらってきた日にこれを読んだ。
本は持っているだけじゃ賢くなれないんだよね。
読まなきゃ。
そんな当たり前のことが面白く描かれている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本というものを拾った、がちょうのペチューニアのお話。
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ある日がちょうのペチューニアは地面に落ちている本を発見しました。
「ほんを もち、これに したしむものは、かしこくなる…。」
「じゃ、つまり あたしが この ほんを
もっていって だいじにしたら、あたしだって かしこくなるって わけね。」(9ページ)
そう考えたペチューニアは、本を片手に得意気です。
まわりの動物たちの目にも、なんだらペチューニアが賢そうに見えてきました。
ところが…。
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「本を持っているだけで本当に賢くなれるのか?」という疑問に答えてくれる絵本。
結末はなんとなく読めてしまいますが、ペチューニアはそれまでに起こる“事件”をポジティブな教訓としてとらえ、本当に賢くなるための道を選びます。
小2の娘に読み聞かせをしましたが、ペチューニアが巻き起こす事件の顛末が、娘にはよくわからなかったようです。
なぜかというと、事件の最後は毎回「かわいそうな ○○(動物の名前)!」で終わるのですが、ペチューニアの滑稽な解決方法で、その事件解決を依頼した動物たちがどんな風に“かわいそう”な目に合ってしまうのか、文章をもとにすこし想像する必要があるからです。
想像力を養う、という意味ではこうした事件の落とし方はよいのかもしれませんが、文章で答えを得ることに慣れてしまっていると、その文末をおもしろいと受けとめることが難しい絵本かもしれません。
それに最初からペチューニアを「おばかさん」と言いきってしまっているところにも、やや違和感を感じました。
そもそも“おばかさん”てなんなのだろう??
ペチューニアは知識がない、という意味では“おばかさん”なのかもしれませんが、でも自分が関わった事件から、ちゃんと考えて、最後には前に進んでいます。
知識“だけ”あって、安全な場所からあれこれ騒がしく口出しする人と、ペチューニアのように出来事から考えて、行動にうつす人とでは、生き抜く力の差は歴然です。
だからやっぱりわたしの目には、ペチューニアはおばかさんになんて見えないのでした。 -
3歳10ヵ月。図書館。
英語で劇をやることになったので。
日本語版で内容理解。
最初はおバカなペチューニア。
本を拾って思いつく。
「本を持ち、これに親しむものは賢くなる」
そう聞いたんだもの!
本を持っていれば誰もおバカなペチューニアとは
言わなくなるわ!
たくさんの友達を巻き込んでw
いろんな目に合わせてw
やがて気づく。
「本を持ってるだけじゃ意味がない。
字を覚えて、それから頭や心にいれなくちゃ。」
がんばれペチューニア。 -
いつもの草地でおばかさんなペチューニアは本を見つける。
「本を持ち、これに親しむものは、賢くなる」とパンプキンさんの言葉を思い出したペチューニアは、本を持って帰りました。
なに言ってんの!
キャンデーなんてどこにも書いてないじゃん!M8 -
最初絵にひかれて。開いてみると自分の勘は大当たり。
「これは、ペチューニアと いう なまえの
おばかさんの がちょうの おはなしです。」
…おばかながちょうとのっけから説明あり。ぷっ。いいぞ。
たったひとつのことを最後の最後に知るために、全動物を巻き込み混乱、爆発事故まで勃発、おばかぶり炸裂のがちょうのお話。
続編もあり。これがまた…(笑) -
カンガルーハウスで紹介してもらった本。
昔は「おばかなペチューニア」というタイトルだったらしい。
なんともかわいらしいお話。 -
ホントにおバカさんのガチョウのペチュニアです。みんなに迷惑かけました。最後は反省して、勉強始めたのは感心。
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4.質の高い教育をみんなに