和菓子歳時記: 季節を観る&味わう 虎屋銘菓名選 (あるすぶっくす 11)

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  • ハースト婦人画報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784573400115

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  • 花びら餅
    原形は宮中の正月行事食の菱はなびら。
    菱餅と丸形のはなびらから。
    白みそはお雑煮、ごぼうは押鮎。
    持ち帰って雑煮にしたので包み雑煮とも。
    菱はなびらは歯固の儀式。

    天は丸、地は角、
    方と円で、天と地、男子と女子を表している。
    生命力の更新を願う正月に、小宇宙を宿した
    菱はなびらを口にすることの神秘。

    『年中行事秘録』参照


    水無月
    6月16日に、16にちなんだ金銭、個数の
    菓子や餅を食べる風習があった。
    16は道教からという説もあるが、
    除災や暑気払いの意味があった。

  • もう眺めているだけでうっとり(^。、^)ジュルジュル

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著者プロフィール

中山圭子 中山圭子東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。和菓子のデザインのおもしろさにひかれて、卒論に「和菓子の意匠」を選ぶ。 現在、虎屋の和菓子資料室、虎屋文庫の研究主幹。和菓子の展示企画や資料整理などの仕事をしている。著者に『和菓子ものがたり』(朝日文庫)、『和菓子おもしろ百珍』(淡交社)「事典和菓子の世界」(岩波書店)など。

「2007年 『和菓子のほん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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