見当たり捜査官

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 93
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575237061

感想・レビュー・書評

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  • 戸梶さんの警察小説だから...まともな訳がない!という
    期待の元に読み始めますが...その期待を1ミクロンも
    裏切らない「ヘン」な警察小説!
    そもそも「見当たり捜査官」に目をtける発想がどうよw。
    都会に潜む指名手配中の犯人をただひたすら勘を
    働かせ街中でひたすら張る...ってw。
    そりゃ、いくら警官だっていったって不審者剥き出しだよw。

    今作の主人公「久米山」のツキのなさっぷりは神掛かっていて
    犯人を確保していく度に身体はボロボロの満身創痍に
    なっていく...。なのに読んでるコッチ側は同情の感情が
    微塵もおきない、本当に刑事にいそうな小悪党っぷりが
    妙にリアル。

    コメディだと思って読んで欲しい珍作かもですね。
    恐らくないでしょうけど、個人的には続編を
    ゼヒとも読みたいです。

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著者プロフィール

1968年東京生まれ。学習院大学文学部卒。98年『闇の楽園』で第3回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。作家活動と並行して『Jの利用法』ほか自主製作映画4本を監督。イラスト、写真、クレイアートにも才能を発揮する。

「2013年 『劣化刑事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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