- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575237658
作品紹介・あらすじ
リスカは花を媒体とせねば魔術を使えない。このように、魔力に制限を与えられる不具の魔術師を「砂の使徒」と呼ぶ。だが、伝説に残るほどの例外的な「砂の使徒」も存在して……。
死神閣下の異名を持つ最凶の剣術師と花術師リスカの一見波瀾万丈な日常ファンタジー。
感想・レビュー・書評
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サイトは知っておりましたが、作品読んでおりません。
サイトのデザイン印象より、シリアスなお話を描くんだろうな、と考えていました。それは予想通りでしたし、主人公リスカを襲う様々な事柄は生々しく、時々心の中でうっ!とか口に出る程でした。
予想外だったのは、思っていた以上ににやにやさせて頂いた事でしょうか。
ただ、少し、心情描写がぬけている感じを受けました。とてもよく心情がわかるんですが、わかるんだけど、どこかとーんと飛ぶ時があるというか。
面白かったです。なんというか地に足ついた作品だったなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大好きなオンライン作家さんの作品が書籍化ということで飛びつきました。
当初から不安に思っていた絵は…やっぱりちょっと女性向けかといわれると???とならざるを得ないかんじ。
そもそもサイトで読んでた人間には脳内でイメージがあるわけだし、
せめて表紙だけならいいのに、中にまで絵があったもんだから、
物凄いダメージを負いながら読む羽目に。
この絵師さんも悪くないけど。致命的にイメージとあわないだけで。
話は特に変わる流れもなく、安定して面白かった!
とりさんかわいいよとりさん…!
続編熱望。
てか、サイト内のFをほんとに書籍化してくれないかな…!
あんな好きな小説早々ないよ…!! -
花を使ってしか魔術を使えないリスカと、伝説の剣術師のセフォーが巻き込まれた事件は…。
ヒロインのリスカが博愛すぎて鼻につく。ちょっと店にきて会話しただけのティーナに何故そこまで好意をいだけるの?
など、リスカの心の動きが納得できない。 -
『魔術』という神秘のすべが、いまだ日常に存在していた―こういう設定いいですよね。
花を媒介としなければ魔術の一切を行使できない異端の魔術士。魔術士の中では、できそこないと呼ばれる存在ですが、その魔法シーンは神秘の技感満載でした。
基本的には、主人公の少女リスカ視点での物語なのでとても軽い感じで読みやすかったです。ですが、残虐な描写や性的な表現が出てくると文章の持つ雰囲気と差がある分だけ意表を突かれて、うわっとなることも。
(P228)のリスカと騎士フェイの会話のあたりは物語上はさほど重要ではないんだろうけど、好きな感じ。
特に「栄光は、鉄の剣と申します」「鉄の」「磨けばすり減る。放置すれば鈍る。血を流せば、錆びるのです。」は印象に深く残りました。 -
アガルのようにモフモフしてないけど、主人公第一主義!なとこは同じかも(笑)小鳥は普通の小鳥なの?私もあんな小鳥が欲しい!ラプラウ神は鳩だけど、この小鳥は小鳥よね?それと最初に出てきた客はあれで終わり?これって続きあるのかな?ネット上にあるとか?セフォーの容姿描写、2次元だともろ私好みっす!浅黒い肌に色素の薄い髪、ほぼ半身を覆うタトゥー。なんてオイシイ(笑) で、リルは耳飾り渡せたのかな?それとも自分用?
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凶器人間のセフォーは街で生活できるのか…?
話的には、これから盛り上がるって雰囲気で、
続刊が欲しいなぁ
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3443.html -
本の買いすぎで金欠の極みだった数年前、WEB小説にハマり(なんたって無料ですカラネ!)、そのきっかけとなったのがこの作品であります。
本屋で売られてるのを観た時は感動しました。大好きです。 -
結構おもしろいんだけど、面白かった!と読み終えるにはなんか足りなかった。
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なかなか面白かったです。
私はサイトなどで見ておらず、割りと先入観なしで読めたと思います。
設定も面白く、絵もきれいだったので読みやすかったですが、時々目を瞑りたくなるような残虐な描写があってそこはちょっと読みにくかったです。
しかし、主人公の眉毛が太めじゃなければいいのに(笑)でも小鳥が可愛くて次回までに名前がつくといいなぁ。
最後まで読み終わってやっとセフォーの心情がわかったので二回目からはもうちょっと違うように読めると思います。「だから怒ってたのか!」という感じで(笑) -
おもしろかった。けど、くどかった。
リスカと死神閣下の会話が、かわいいんだけど、吃音が多くてちょっと読みにくい。というか、ちょっといらいらする。
ネット版も読みに行ったけど、お話は面白い。
面白いんだけど、続きが本になっても多分買わない。
かわいいなって所はたまに読みたくなるかもしれないけど、本として常時置きたいとは思わないかな。
題材的にはとても好み。