- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575237764
作品紹介・あらすじ
神城高校2年A組の生徒たちは、担任教師の高尾七海への復讐を計画した。しかし"自殺未遂のふりをしてビビらせるだけ"のはずだった生徒の宮田が死体で見つかる。それは、クラスという水槽で飼われている生徒たちによる"共食い"の始まりの合図だった。『王様ゲーム』を超える最新サバイバルホラー。
感想・レビュー・書評
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最低。くそつまんない。内容くず。
…とか、書いたら熱狂的な支持者に居場所特定されて刺されそうな醜悪さを感じる本だった。
一部の中高生は好きそうな内容。
もうちょっと深めて描けたら題材はいいのに勿体ない…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
悪口を言うためにレビューを書く必要はないと思うけど、これは・・・・・・・あんまりだ。
まずこの本のミステリとしての欠点は、推理小説のセオリーとして疑わしいと思われる登場人物から目をそらすために作者は色々な技工を凝らすものであるが、まったく奏功していないこと。
次にキャラクター描写に資料の丸写し以上の深みがないこと。
とある登場人物を描写するために、ある(おそらく心理学系の)用語が使ってあるが「だからどうした」「それで、それがなにか?」と言いたくなった。特殊な用語を使って何かを表現する場合、その言葉でしか表現できない何かがあるだろうにそれがまったく見受けられない。のに、わざわざ使う。意味が分からない。
そして最後に私がこんな批判的なレビューをわざわざ書こうとする動機・・・・・・物語に重厚さを演出したいからかなんなのか、わざわざドストエフスキーを小道具に使っていること。そういうふうに使うことによって、一層作品のそこの浅さが露呈するというのに。
ここのところちょくちょくまともに校正してないんじゃないかと思うような本を見かける。高次元の間違いなら私には分からないが、素人目にも慣用句の使い方がおかしいとかそういうレベルのミスだ。
本になる前に、誰も気がつかないのだろうか。
今の編集者には編集する能力がないのか。
編集長は部下の能力不足を見抜けないのか。
この本が活字になっていることもそうだし、本屋で平積みになっているのも同じく、何かの間違いだとしか思えない。 -
ある高校でのこと。クラスメートが次々と死んでいく。殺人シーンだけがクローズアップされてる感。ちょっと無理のあるストーリー。
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王様ゲームの著者金沢伸明さんが書かれたという事で読まさせてもらいました。
読んでいて怖かったです。けれど、どちらかと言うと王様ゲームの方が好きです。 -
やっぱり駄目だ
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登場人物がブレすぎて、物語の一貫性がない。設定だけが奇怪で、それを補い紡ぐ細かい要素が蔑ろにされているため、不可解さだけが常につきまとう。
教育観だけは、かなりの暴論だが、それが心地よく感じる。暴論ゆえの力強さを感じる。ダメな親がダメな子を産み育て、ダメな奴が増えていく。それが社会の二層構造を助長し、ダメな奴は奴隷的に働かされ、文句を言えなくなる。七海先生の持論には途中までは賛同。しかし、奴隷はダメ故に自らが奴隷階層にいることを理解できず、どんなに苦役を課されようとも自らを棚上げし、はけ口を求める。それが学校現場であるため、結局のところ、二層構造は学校現場の首を絞めるだけ。
うーん、ここだけは熱くなってしまう。 -
あるクラスでクラスメイトを殺し合わせている黒幕がいるらしい…的な。
全然わからなかた。物語の深くに潜ろうとしたけど、上っぺりをツルーンと滑ってった感じ。。。