コドク~蠱毒~

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 33
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575238204

作品紹介・あらすじ

7人の男女が目覚めたのは封鎖された廃校だった。そこには7日間をカウントする電光掲示板、監視カメラ、そして土鍋と肉切り包丁-。

感想・レビュー・書評

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  • 流行なのか、似たような設定のホラー小説があふれている。
    表現はより刺激的に、より過激になっていく傾向がある。
    物語の中では人間を描くのではなく、エピソードありきの人物描写になりがちだ。
    読んでいるときはいいのだけれど、後に残るものがほとんどない・・・そんな物語が多いような気がする。
    どんなに刺激的でもいい。
    目を背けたくなるような場面があってもいい。
    そこにしっかりと掘り下げた心理描写があってほしい。

  • 密室に閉じ込められた7人の男女。タイマーが示すのは残り7日。用意されていたのは、土鍋と肉切り包丁。食料は、無い。
    参加者の1人が呟く。「この状況は、蠱毒だ」

    予想より早く登場人物が追い詰められてリタイアしていったのが良かった。真相も驚いたし。でもラストの意味だけ少しわからなかった。あれは誰なんだろう?

  • エログロ、カニバ。バトルロワイアルもの。さらっと読みやすい。もうすこし登場人物像に肉付きがあったらよかったかなあ。戦場的な殺戮シーンがないから読める。

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