- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575238341
作品紹介・あらすじ
同窓会出席のため、高校卒業以来およそ二十年ぶりに第二の故郷・火海町を訪れた、相原真帆。真帆は東京の小学校では、毎年学級委員を務める優等生だった。担任から頼まれてクラスのいじめもなくし、学校中で讃えられ、自信に輝く道を歩んでいた。あのメモとともに、自殺が起きるまでは…。一転、糾弾の的となってしまった真帆は、逃げるようにして母と東京を出、火海町に越してきたのだった。だが、転校先のクラスの"パワーバランス"を拒絶した真帆は、またも理不尽な仕打ちに苦しみ-利己主義者と傍観者の「罪」を抉り、人間関係の「痛み」を炙り出す傑作長編!
感想・レビュー・書評
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子供の頃、いじめられた人は大人になってもずっと苦しむもんなんだと切なくなった。
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2015.1.21壮絶なイジメのはなし。なんとまあ〜としか言いようがない。
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相原真帆の第二の故郷は火海町。ムジナ伝説にまつわる民話小説が賞を取り20年ぶりに再訪する。
封印していた過去がよみがえる。 -
なかなか、読みづらい本ではあったけど、それでもちょくちょくいいなあと思う感情や情景の描写があった。
久々に小説を読んだ。やっぱり、静かな小説がいい。 -
ホラーですなこら。全員善人でない。
ヘラヘラした同窓会の場面とかこえええ。