残花繚乱

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 73
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575238716

感想・レビュー・書評

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  • 女って利己的で嫉妬深くて、平気で人の足を引っ張るし、変わり身は早いし、意地は悪いし、浅はかで自分勝手だし…まぁ、そうとも言える…か。

    今まで生きてきた経験やプライドや傷付いたことや、なんだかんだで自分の中で言い訳したり諦めたり、周囲を蔑んだりして、なんとか帳尻をつけて生きてく。麻紀のような40代くらいまではそうなのかも。
    その先は…どうなんだろうか?
    なんとなく、みんな寂しさを抱えた感じが、良かった…のかな。

  • ドラマ版よりも面白かった!
    というか、ほぼ別物。設定は同じだけど内容はかなり違っていた。
    柏木荘太がただのスケベオヤジにしか思えず、終盤は気持ち悪くて仕方なくなった。
    ヒロインのリカも相当嫌な女。
    泉には、幸せになってほしい。

  • テレビドラマの原作になった本だが、内容はかなり別物。

    りか、麻紀、泉、美津子、美羽、龍子、それぞれの視点から、出来事や気持ちなどが書かれている。
    みんなそれぞれ思いや妬みがあり、それでも生活していかなければならない。
    どの女性も、どこか幸せを感じることが出来てないみたいで、すっきりしない。

  • TVドラマの原作だが、TVとは登場人物こそ同じ設定だが全く別の話として読んでください。
    登場する女性たちのそれぞれに秘めた心の葛藤の物語。
    りか、麻紀、泉、美羽、美津子、龍子の物語が絡み合いながら話は進んでいきます。
    それぞれの女性の生き方を語るには少しページ数が足りないかな。さくっとまとまって、これはこれで良い感じですがね。
    共感できる生き方がありました。

  • それぞれの幸せのかたち。

  • 20141209

  • 読みやすかったけど、人間関係が狭く絡まりすぎ。

  • ちょっとエロくってドロドロした話。読んでしまうが、どうもすっきりしない感じの読後感。

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著者プロフィール

1964年大阪府生まれ、群馬県育ち。2008年に第3回『幽』怪談文学賞短編部門大賞を受賞。翌年、受賞作を表題とした短篇集『枯骨の恋』でデビュー。14年7月に刊行された『残花繚乱』がTBS木曜ドラマ劇場で「美しき罠〜残花繚乱」として連続ドラマ化される。17年公開の映画『嘘を愛する女』の小説版がベストセラーに。著書に『気がつけば地獄』『生き直し』『パパ』『フリー!』などがある。

「2024年 『母をさがす GIベビー、ベルさんの戦後』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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