どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。(1) (女性向けMノベルス)
- 双葉社 (2019年10月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575242171
作品紹介・あらすじ
ひっそりと暮らす魔女ロゼは、秘かに片思いをしていた王宮騎士に惚れ薬を依頼され、失恋した。せめて少しでも長く一緒にいたいと、彼に様々な材料の調達を頼むロゼ。ところが憧れの騎士様は、毎日関係のない食べ物を運んでくるようになり…?引きこもり魔女と、真面目で上から目線な騎士の、惚れ薬から始まる恋のおはなし。
感想・レビュー・書評
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とても良かった。
言葉に、文に、ドキドキした。
心理描写が素晴らしく、
読んでいく度に 主人公と気持ちがわかっていくような
恋愛小説として とても良かった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハリージュが素敵だし、ロゼはとびきりかわいい!
餌付けされてるのもかわいい。 -
焦ったい両片想いが可愛かった。
よくある話ではあるんだけれど、惚れ薬の行方だったり、魔女の孤独と秘密だったりが上手く効いている。
想いが通じ合っていちゃいちゃするところまでのじれじれが官能的で甘美なので、この先くっついたふたりのいちゃいちゃを見たいかというと、割ともうお腹いっぱいではあるのだけど。
所々地の文でも言葉が崩れるところは気になった。まぁ元々Web小説なので仕方ないのかな。 -
タイトル通りのストーリーなので、あらすじは置いておいて。
もちろん、主人公ロゼと王宮騎士ハリージュの恋のお話には胸が弾むのだけれど、どうにもこの作品、食べ物の描写がおいしすぎる。
ハリージュが持ってくるパンも、タルトタタンも、特製のサンドイッチも、果ては庭の畑のレタスまで、なんだか無性に食べたくなってくる。
りんごのバターって何・・・?それで焼いた湖の魚って何・・・?どんな味なの・・・?
おまじないをとなえて淹れたその紅茶、どんな香りなの・・・?
ちなみに、タルトタタンは我慢できず、一旦手を止めて作ってしまいました。
これ以上ないほどの恋愛小説ではあるのだけれど、食べ物やロゼの住む森の情景がとても丁寧に描かれていて、湖面の波さえ目に浮かぶよう。
新しいおとぎばなし、童話を読んだような心地になりました。
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あー、可愛いお話だった!そしてこれで終わりかと思ったら2巻があるーー!!(嬉しい悲鳴) #ライトノベル #小説 #六つ花えいこ
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凄く好き。何回か再読済。もっとイチャコラしてくれ!とも思うが、この塩梅が良いのかも?
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自分は疎まれる存在だと思いながら生きてきたロゼ。魔女は怖がられる。と分かっていても、自分の大切な人の死を喜ばれるのは悲しすぎる。ハリージュがいなかったら、ロゼは立ち直れなかったかも...。と思うと、偶然同じ場所に居合わせてくれて本当によかった。ハリージュは当然のことを口にしただけかもしれないけど。そんなハリージュに淡い気持ちを抱えていたロゼのところに惚れ薬を求めて訪ねてきたハリージュ。好きな人からそんなものを頼まれて悲しいけれど、会えるのは嬉しい。というロゼの気持ちが切なかった。両片想いが焦れったかったけれど、ハリージュがロゼを良い方向に引っ張っていきそう。