- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575243574
感想・レビュー・書評
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3丁目の夕陽?的ほのぼの。早速、この週末に歩いてみようかと思った場所も。トホホの家族にもめげないで明るく前向きな新平じいちゃんに拍手したくなった。百歳までガンバ!
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文章も悪くないし、サクッと読めるしユーモアもあるんだけど、果たして温かいのかなぁ??
育ててもらったうえにここまでいい歳して親を頼るだけ頼ったくせに、いざとなったら逃げて介護には名乗りでないし、墓の世話も誰もしないって。おぃ子どもたちよ…。。 -
何気なく手にした本。それぞれ問題を抱えた独身の三人の息子と少し痴呆症の妻との毎日を飄々としたユーモアで綴る。軽いタッチで読みやすいが、ラストが唐突に感じた。
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挫折。
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なんだろう。
世間一般からみたらたぶん
いろいろとダメ家族なのですが。
じいさんが達観しているので
心配しても仕方ないかぁと思ってしまう(笑)
特に「次男で長女」の健ちゃんが好き。
少しボケ始めているお母さんに接するときの
ほわ〜んとした感じ。
その夫たるじいさんも、散歩に出るたび
浮気を疑われて腹も立てるけど
長く一緒にいた人ならではの愛情がある。
じいさんが散歩の目的のひとつにしている
まちかど建築めぐりも楽しい。
南池袋の不思議な雑居ビルとか。
行ってみたくなるわ。 -
新平さんが訪れる喫茶店を、ネット検索しながら読んだ。知らないお店には今度行ってみようと思い、知っているお店にはそうそうと頷きながら読んだ。
新平さんの息子たちは、クセのある頼りにならない奴らなのに、物語に悲壮感はなく、ほんわか楽しくなってしまうのは他人事だからだろうか。
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憎めない男性高齢者の何とかなる日常
妻と息子3人の家族がいるけど、みんなそれぞれ困った状況だったり…
でも日々は続いていくし、たまに挟まれるおじいさんの過去の話も興味深い
みんなそれぞれ色んなことがあって生きているんだなあ…と思える本です -
ザ・現代の家族小説
アラフィフの独身三兄弟(①引きこもり②唯一独立しているオネエ③アイドルオタクの非モテデブの金食い虫)に90代夫婦(妻はボケ気味 主人公の夫は散歩とエロを愛す健康オタク)
ブラックユーモアのような家族像はいかにも実在しそうかもと思えるうまいなぁ