青い空、白い雲、しゅーっという落語

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575300819

感想・レビュー・書評

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  • 落語に関するエッセーと落語家のインタビュー
    どちらも面白かった。

  • これだけ落語会に通えるなんて、うらやましいご身分…
    小三治師匠の「独演会エピソード」は何度読んでも笑えます。

  • 寄席の珍プレー好プレー集。軽薄調の文体ゆえ「うっそじゃねーの」と思わず疑ってしまいそうになるけれど、たぶん実際に寄席で起こったであろう《事件》の数々……。後半の落語家10人へのインタビューは読み応え十分。

  • 読了日20131019 ブックカフェであらかた読んでたのですが、改めて読み返したくなったため新刊で最近買いました。四年経っても増刷されてないっぽいのが悲しい…。私の落語の楽しみ方というのは堀井氏のコラムによって培われたところが多分にあると自覚してるんですが、この本は落語論では全くなくて落語を聴きに行った時の単なる面白エピソードです。楽しい本です。巻末の噺家十人インタヴューはずっしり読み応えがあります。お買い得だと思うんだけど、増刷とか文庫化とかしないんでしょうか。

  • あるあるって思いながら読みました。隣のS字フックおばあちゃんにアメちゃんをもらったっけ。「若いのに昼間っからこんなとこにいちゃダメだよ」って。

  • サッカーと落語の話かと思ったが、両方違った。落語にまつわる話というのか、作者は状差しに常時20〜30枚の落語のチケットがさしてあるという強者であるが、落語とは?とか小難しいことは言わず、もっぱら寄席で見かけたおじさん、おばさんの話とか、季節で、あるいは場所で違う小屋のあれこれとか、いつも通っていないとわからない事柄をおもしろく語る。この本を読んで、扇辰にちょっと興味を持った。今度じっくり聴きたい。

  • この人の本はこういうエピソード満載の柔らかい感じの方が好きだ。
    「落語論」を先に読んだのでなおさらにそう思う。

    特に後半の「落語家十人インタビュー」が良い。あとがきで著者も書いているが、このインタビューだけで1冊の本を出すべき。(もっとたくさんの落語家で)。でも、著者が落語家の好き嫌いがあるから難しいかな。好みがたくさん入った偏った本はちょっとつらいからなぁ。

  • 最近続けてこの堀井さんとかいう人の本を読んでいます。落語好きで上方、江戸落語の両方を聴いているところは自分と似ています。

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著者プロフィール

1958年生まれ。京都市出身。コラムニスト。
著書に『かつて誰も調べなかった100の謎 ホリイのずんずん調査』(文藝春秋)、『青い空、白い雲、しゅーっという落語』(双葉社)、『東京ディズニーリゾート便利帖 空前絶後の大調査!』(新潮社)、『ねじれの国、日本』(新潮新書)、『ディズニーから勝手に学んだ51の教訓』(新潮文庫)、『深夜食堂の勝手口』(小学館)、『いますぐ書け、の文章法』(ちくま新書)、『若者殺しの時代』『落語論』『落語の国からのぞいてみれば』『江戸の気分』『いつだって大変な時代』(以上、講談社現代新書)などがある。

「2013年 『桂米朝と上方落語の奇蹟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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