竹鶴とリタの夢 余市とニッカウヰスキー創業物語

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575307443

感想・レビュー・書評

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  • 余市行きの参考書はこれにする。おまけまであっていい。

  • 広島県竹原に生まれ、忠海中学卒業(竹鶴政孝、池田勇人、平山郁夫など)の竹鶴政孝氏の本、「ウィスキーと私」「マッサンと呼ばれた男」に次いで、「竹鶴とリタの夢」を読みました。ノンフィクション作家千石涼太郎氏の作品で2014.9発行です。マッサンは、スコットランドからウィスキー技術と奥様を両手に抱えて帰国したんですね(^-^)リタが日本で一番びっくりしたのが「便所」、すぐに洋式を作ってもらったそうです。余市で大日本果汁がスタートの日、「オオキニ、ドウゾヨロシュウ」と挨拶したとか。みんなの心を掴んだ挨拶ですねw。

  • ニッカへの愛、竹鶴政孝夫妻への愛があふれています。

  • 竹鶴がスコットランドに向けて旅立つ時、壽屋の鳥居信次郎や、摂津修造の社員全員、のちの朝日麦酒の社長になる山本為三郎が見送りに行った 「リタとウイスキー」に載って
    いた詩:昔の私には勇気があった、昔の私は大胆だった、昔の私はきれいだった、少なくとも人はそう言ってくれる。でも今、又若くなりたいとは思わない、年を取るのも悪くない、幸せを感じていたい、ただそれだけ

  • NHKの連続テレビ小説「マッサン」、私も仕事柄興味があったのですが毎日テレビを見られないので、この本を読み総集編に備えることにしました。
    「本物」を日本に普及させようとする、先人の情熱を紙面を通して感じることができました。
    また、「ニッカウヰスキー」の“ニッカ”の意味が分かりました。“大日本果汁”の略で「日果(ニッカ)」なのだそうです。
    “大日本果汁”とはニッカの前身で、ジュースをつくる会社だったようです。

    「知って飲めば、さらに美味しい!」
    本書を読んでからニッカを飲めばさらに美味しく感じること間違いなしですね!

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著者プロフィール

ノンフィクション作家・エッセイスト。執筆活動の傍ら、精神科医や心療内科医、心理学者等の著作を多数プロデュース。自らも自己啓発に関する著作を上梓、北海道新聞紙上で「人生相談」のアドバイザーをつとめるなど、「人間分析」と「心豊かな生き方」の啓蒙活動を行う。近年はホスピタリティの伝道師として、街づくりや観光振興、教育の分野での講演活動も積極的に行っている。
『口癖の心理学』『県民性交際術』『県民性の謎』『元気が湧いてくる言葉、心が軽くなる言葉』『なまら楽しい!! 北海道事典』『不思議の大地 なまら北海道』など、著作多数。

「2012年 『治る患者学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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