がんでも人生フルスイング 「中高年ガン」と共に生きる“患者と家族"の教科書
- 双葉社 (2018年5月2日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575313550
作品紹介・あらすじ
本書は、元日本ハム監督の大島康徳氏が明かす、「がんと寄り添って生きる」ための、”がんとの共生法”や”家族の支え”を描いた、「中高年のガン患者」とその家族に向けた教科書となる。大島氏は、2016年10月にステージ4の大腸がんとなり手術を受け、肝臓に転移していることをブログで発表。現在も抗がん剤治療を続けている。”余命宣告1年”を超えて彼が生き続けることができた理由とは?「前向きな生き方」、「食事法」、「QOL」、「家族との向き合い方」が初めて語られる。
感想・レビュー・書評
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読み終わってみると奥様や二人の息子さん、さらには星野仙一さんや堀内恒夫さんといった野球界の方々の人となりがうかがえるエピソードばかりがなぜか印象に残っています。
もともとブログの読者なので、日々の細かいお話も追っていたから本はだいぶ要約されているように感じているからかもしれません。
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大島康徳の「ガンにまつわる手記」。
大島は、「闘病記」とは言わない。 なぜならば、「ガンと闘っているわけではない」からだと言う。 「ガンが悪さをしなければ、身体の中にいてくれて構わない」と言う。
一番いいのは、ガンが無くなること。
二番目にいいのは、ガンが小さくなること。
三番目にいいのは、このままの状態を維持すること。
スポーツの世界で一線級のプロになり結果を残してこれたのは、強い身体だけでなく、「強い意志と継続する力」も強かったんだろうなと、その点がいちばん強く感じた点であった。
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