それでも愛を誓いますか?(2) (ジュールコミックス)

著者 : 萩原ケイク

• 双葉社 (2020年8月17日発売)

作品紹介・あらすじ

純(35)と武頼(39)は、結婚8年目の子なし夫婦。レスになり5年が経つことに焦りを感じ、純は自分を変えようと再就職を決意する。
武頼の足立との浮気を疑うようになってからも、会社の同僚・真山のおかげでなんとか心を保っていた純。しかし、再び子供について話し合おうとしたところ、武頼は家を出て行ってしまい――…。

感想・レビュー・書評

[こったむホライズンさんの感想 · 2022年11月27日]

・６話
沙織って教師なんですね。
仕事でのミスも素直に謝ってすぐ対処に回れる真山凄いなあ。そういうの苦手だから感心しちゃう。

沙織は武頼と二人きりを良いことにキスを。
沙織の肩持つ訳じゃないけど、子供の熱に振り回されるの面倒すぎる。

・７話
真山くんは初々しくて可愛いですね。

大切な人と生活を共にするなら、経済面も同じだけ支え合いたいな。

・８話
真山くんの社会に対するヘイト、不満、分かるなあ。
意外と好きになると真っ直ぐ突き進んじゃうタイプなんですね。

・９話
周りの目とか気にせず、ただ気持ちのままにぐいぐい行っちゃうの分かります。
おかげで真山くんに感情移入しちゃうなあこれ。
「仕事を頑張ろうとがむしゃらになる時って、誰かのためにっていうのもあんのかな」

・１０話
武頼と一緒にお母さんの老人ホームへ。
良い雰囲気だったのに最後沙織からのLINEでぶち壊しのラストでした。

[蜜柑さんの感想 · 2021年8月16日]

“若い男の子が　私なんかに　自惚れるな　5年も「女」じゃないんだから”想いを寄せられているのを感じて、自分に暗示をかける純が健気です(>_<)。
夫に拒絶されて女の影もある辛い時に年下の男の子に元気を貰えるってそれだけで救われるよなぁ。

[ここPさんの感想 · 2020年11月19日]

6〜10話

1巻はそれほどだったけど、2巻面白くなってきた！
純は逃げないこと、武頼ちゃんと気づいてくれて良かった。やってることヒドイけどな。
元カノがイヤな奴過ぎてもう。
「さおりちゃんと一緒だったからそんなに優しいの」を飲み込む純にマジ泣きするわ。

いやー、真山くんの先輩がいい人過ぎる。説明くさいけど（笑）でもイイ。
先輩に見透かされて照れる真山氏にキュン死するんですけど。

武頼に出て行かれたくない純がネガネガ考えてることが「いやそれやばいよ」と思ったけど「…その境地までたどり着けん」って言ってて心底安心した。

8話の真山回、私熱血型だから真山側の思考面白かった。たしかに！と思いながら読んでた。
あと真山母の勘違いめっちゃ笑ったけど母好き。

純の気持ちがわかっちゃう自分が嫌だ。35歳を過ぎても私はまだ美しいものはわからないけど。
あと最後の「今日の靴にヒールはついてないから」にどきっとした。