判決の誤差 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
2.47
  • (3)
  • (3)
  • (16)
  • (16)
  • (9)
本棚登録 : 117
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575514155

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 法律的にはかなり不正確。不必要に残酷。私には合わない。

  • 時折、鋭く真実を突くセリフには、納得!

  • あらすじが面白そうだったから買ってみたけど、何が言いたいのかよくわからないし、何より気持ち悪い…
    二度と読まないと思う。

  • あぁ...そう言えば戸梶作品なんだよなーと、読み始めて
    数ページで改めて思うようならしい作品。エロ、グロ、
    ギャグ、下らなさを持ってして裁判員制度という制度に
    対しての苦言、疑問を投げかけている...というよりも
    茶化しているとしか思えない、バカバカしくも痛快な
    作品。真面目に法廷ものや、裁判員制度の問題を
    今作に求めて手を出すと...きっと不快感が大きく
    残ってしまいそうなのでご注意をですw。

    一見メチャクチャに、好き勝手に展開させた、今作に
    おける裁判の判決ですが、結局のところ司法に
    委ねられ、その結果が一般的に至極妥当であるが、
    そこに至る理由のボカし方は、やはり曖昧。
    むしろこの制度によっての曖昧さを正論化する、
    逆に抜け道になっているのかもしれませんね...
    と思わすような、しっかりとした刃を隠している、
    ただ下らない作品ではないところが実に面倒臭いw。

  • 相変わらずの戸梶節な本です。
    グロさも、登場人物の安さも相変わらずです。
    現代社会を、露骨且つ意図的に陳腐な表現で表していおり、それによって綴られてる全てが安く感じる見事な小説です。
    基本的にはお勧めしませんが、今の世の中や周りをバカだと思ってる人にはお勧めします。

全16件中 11 - 16件を表示

著者プロフィール

1968年東京生まれ。学習院大学文学部卒。98年『闇の楽園』で第3回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。作家活動と並行して『Jの利用法』ほか自主製作映画4本を監督。イラスト、写真、クレイアートにも才能を発揮する。

「2013年 『劣化刑事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

戸梶圭太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×