4ページミステリー 60の奇妙な事件 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 187
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575517644

感想・レビュー・書評

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  • 1話1話が短いから読みやすく結末が怖かったり驚いたりと読んでいて楽しかった。電車の区間で読むにはちょうどいい。

  • 前作の「4ページミステリー」の第二弾、
    たったの4ページなのでサクッと
    読めるのですが話によっては2度読みしても
    意味が分かりにくい話もありちょっとだけ
    もやもやします。個人的には「最高のファン」
    「深夜の告白」「長い夜」「前にどこかで」
    「何のお構いもしませんで」なんかが
    面白かったかな?あとはラスト3本の
    「夢の披露宴」「密かな愉しみ」
    「背中を押されて」も面白かった。

    4ページの話なので深く考えず
    さらっと読んで楽しむにはよかったです。

  • 短い中にぎゅっと詰まってる。良い意味でオチがわかりにくく、しっかり読んで納得する作品が多かった。

  • 4ページ丁度で終わる短編ミステリー第2弾。

    意味が分かるものと、展開が分からないものと。
    サフランとヤロウの話の最後が…もしや? でした。
    正月の角部屋手前の、娘を訪ねてきた母については
    別の意味で怖いものがあります。
    いやでも、てっきり『友人』を…だと思ったのですが。

  • 15/11/29
    ショートショートでぱっぱと読める。読み易すぎて読み応えがまったくない。

  •  タイトルどおり、4ページで完結するミステリがたくさん載ってるんですけど、4ページでオチを(それも、読み手がアッと思うようなオチを)付けないといけないので、ラストは結構後味が悪いというか、単なるハッピーエンドでないもののほうが多いかな。
     1冊読み終わった後、ほんわかしたような気持ちにはなれない。
     でも、読みやすくていいと思います。

  • 2015/07/31。
    移動中。
    4ページと言う制約を読む側も楽しむ。
    第2弾である。
    二度読するものも当然ある。

  • 星新一ミステリ版。
    と言ったら褒めすぎか。
    面白かった。他の短編集あれば読みたい。ミステリの。

  • +++
    バーで出会った男は荒れていた。なんでも、妻の浮気が判ったという。それを聞いた私の同伴者は、男に語り始めた。「あなたを見て、以前の自分を思い出したもので―」その意外な結末とは。(「遅すぎた忠告」)一編わずか4ページでも、面白さは長編並み!?巧みな謎と鮮やかな推理がぎっしり詰め込まれた、傑作ショートショート・ミステリー集の第2弾。60作収録で読み応え抜群の一冊!
    +++

    見事に4ページのミステリの数々である。だがどれもたった4ページとは思えないほどエッセンスのぎゅうっと詰まった物語である。起承転結の結の部分の裏切られ感はかなりのものである。たった一文でいままで見えていた景色ががらっと反転することもしばしばである。いつでもどこでも手軽に読めるのに、内容にも裏切られない一冊である。

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著者プロフィール

1968年千葉県生まれ。大学卒業後、会社勤務を経て執筆活動に入る。2004年、「キリング・タイム」で第26回小説推理新人賞受賞。同年「小説推理」掲載の「大松鮨の奇妙な客」は、第58回日本推理作家協会賞・短編部門の候補作に選ばれた。同二作を含む短編集『九杯目には早すぎる』でデビュー。著作に「4ページミステリー」シリーズ、『ロスタイムに謎解きを』『最初に探偵が死んだ』など。

「2016年 『お隣さんは、名探偵 アーバン歌川の奇妙な日常』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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