- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575521832
作品紹介・あらすじ
閉店の危機にあった町の本屋をパティスリー併設の人気書店に蘇らせた本田安子。雑誌の取材を受けるなど、お店の経営は軌道にのっていた。そんなある日、常連客の三鈴がやってくる。彼女の姿を見つけたイケメンパティシエ・創は途端に不機嫌な顔になり――。2人の過去の軋轢とともに、創の謎に包まれた生い立ちが明らかに!美味しくて、タメになる物語がついに完結!!
感想・レビュー・書評
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本屋とパティスリーが合体した幸福堂で順調に行っていたが、日向が辞めて実家の和菓子屋へ帰る事になった。とても残念な結果となったのだが、最後には出戻りして、4人でこれからもやって行く事になって本当に良かった。また、日向が有名な作家であった事もびっくり。安子と恋仲になるのかなーと思ったけど、何事もなく終わってしまったのは残念。
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22.04.16読了
本屋さんとパティスリーの話。
こういう時の主人公は、かなりお節介か、雰囲気が読めないかのイメージが強い。最初はそれに当てはまり、イライラしたが、押し付けなさがあって徐々に納得。
最終巻は、創、日向の個人的な話が続々と出てきて、全てまとめた感じ。まぁ、読み応え的には充分かなーと。割とじんわり心がふわっとなる感じでした。 -
すっごく面白かった‼︎
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表紙の4人目新キャラは誰!?
そしてまさかの最終巻!
ケーキをガッツリ買っていく雨の日のマダムは予想通りだった(^^) -
視察・偵察が来るほど店が順調。書店員としての成長はシリーズ通してあまり伝わらない。この一冊中に店に加わる人、去る人、仲直り、と盛りだくさんだった。
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経営を軌道に乗せたおかげで、雑誌の取材が来ることに。
それをきっかけに、友人が訪ねた来たり
彼女の家の問題が解決してみたり?
それをいうなら、小説家たる彼の家の話も出てきたり
色々あって、どうにか解決してみたり?
パティシエの彼の家の話もでてきたり、別の書店の話も、で
今回は家族の絆がテーマでしょうか?
最初の友人の話は、承認認証が欲しいのは分かります。
しかしお母さんの方は、まったく気が付いてないというか
ここまで来て言うのはそれ?! という驚きが。
それが変だと、まず気づいてほしいものです。
色々と紆余曲折っぽいものがありましたが
人が増えて楽しい職場継続、でよかったかと。
とはいえ、彼の修行の成果は、どこか発揮されたり
するのか、想像するのも楽しいです。。 -
なんだか詰め込んだ感がありましたが、相変わらず美味しそうでケーキ屋さんに行きたくなります。
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仲のいい店員さんたちのいる明るい雰囲気のお店で本とケーキを選んで...。しかも、本の話までできる。かなり贅沢。名前通り、幸せな気分になれそうなお店だった。こんなお店が近くにあったらいいなぁ。と思うほどに。
全くタイプが違う3人なのに、一緒にいるとしっくりくるって不思議。誰が欠けても、このお店はなかったんだろう。そう考えると、幸せな「偶然」だったんだな。と思った。