- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575521917
作品紹介・あらすじ
3ナイ女官とワイルドな皇帝(偽)の
W身代わり契約結婚!
――秘密が暴かれれば、この国は破滅する
大陸西方の大国「相(しょう)」。
色んな部署を渡り歩いて勤続10年、『遠慮がない・色気がない・可愛げがない』で知られる3ナイ女官吏・陶蓮珠(とう・れんじゅ)。
相国のなかで隣国「威」の言葉がわかる数少ない官吏だった蓮珠は、ある日、武官姿の男に声を掛けられる。彼は威語が解る独身女性を探していたと言い、蓮珠を嫁にほしいと言い出す。初対面でいきなりなんの冗談だと思った蓮珠は適当に返事をするが、男は「やっとみつけた理想的な相手だ。こちらの準備を整えたら迎えに行く」と真剣な表情。
彼の名は郭翔央(かく・しょうおう)。威国の公主を娶り、皇帝につくはずだった第三皇子の双子の弟だった。第三皇子と威国の公主が姿をくらましたために、威国の言葉がわかる女性を公主の身代わりにするというのだが――。
感想・レビュー・書評
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新王が隣国の威国からやって来た妃とともに行方不明になった。「遠慮がない、色気がない、可愛げがない」と言われる女官吏の陶連珠は、威国の言葉が話せることから、いきなり新王の双子の弟から嫁になるよう求められ、新王夫婦の身代わりをすることになって仕舞う。陰謀渦巻く後宮の中で、じっとしていられない連珠は、危ない目に会いながら、双子の弟の郭翔央に呆れられながらも協力して、じょじょに真相に迫っていく。やっぱり主人公に魅力がないと読み続けられないが、連珠は十分に魅力満点。底なしの酒豪でもありながら、ちゃんと女性らしい可愛らしさもあるある。
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男性に囲まれて官吏として働いてきた主人公。
小さい頃に焼き出された村から出てきて、妹と二人で
慎ましく暮らしてきた。
その彼女がとある武官との関わりで国を巻き込む事件へと
巻き込まれていく。
分かりやすく、軽く読める文章の運びとストーリー。
逆に言えば、引っ掛かるところがなく、予想を裏切らない。
驚きもないが、がっかりもない。続刊へと続いていくにつれて
盛り上がりを期待。
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よくある身代わり系。
もっと恋愛要素があるのかと思いましたが
それは続巻に期待でしょうかね。 -
Tさんのおすすめ。
身代わりものはよくある話なので、
余り期待はしていなかったが、
「遠慮がない、色気がない、可愛げがない」の女官吏が
ぱたぱたと仕事をする姿は楽しかった。
皇帝と皇妃の不在を、
皇帝の双子の弟とダブル偽者を務めるだけのはすだったが、
結婚の儀式の途中でいきなり命を狙われることに。
最後の方で皇帝の兄の嗜虐趣味がばらされた以外は、
全体的には可愛らしいお話だった。 -
三十路で前の主人公は、今日も嫌がられながら発言をし
変な人をあしらった…はずだった。
その変な人が雲の上だとは思わず。
反論された言葉に、確かに、と納得すべきものはありますが
それでいいのか、というのも。
平和、と言われればそれまで?w
ばれたらどうする、な綱渡り身代わり生活ですが
どうにかこうにか。
むしろここまで行動的でどうする? というほどに。
そのおかげで、危機脱出してるわけですが。
本物なら大変、と思っていたのですが
最後の最後で、そうでもない現実が。
しかし、やはりというべきか何というか。
温和そうにしてるやつが、一番の腹黒です。 -
王道の身分偽り後宮政争、軽く読めるのに読み応えあって楽しかったです。恋愛要素は薄めだけどちゃんとにやにやできる。少女小説より年齢高めだからそこはもう少し手慣れた感じで進むかと思いきや主人公めちゃくちゃ鈍感だった。翔央様がんばれ。
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身代わりの妃系はよくあるし、どうかなぁって読むの迷ったけどとても面白くて読んで良かった!
続編早く読もうと思った。 -
ちょっと突っ走りすぎじゃないかと思いましたがまぁ二人がかわいいのでよしとする
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2020/04/10 読了。
図書館から。
書店で目にする機会が多く、あったので借りました。
初めて読む方ですね。
続き、あったら読むかなぁ…。
本物の威妃さん強そう。 -
翔央と蓮珠のやり取りが可愛いかった。
後宮ファンタジーは、初読みでしたが、まぁそこそこ楽しく読めたかなぁ。