死神とエプロン (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575522242

感想・レビュー・書評

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  • 死神の仕事についてしまった主人公の次のターゲットが、まさかの元妻とか普通では考えられないような設定。すぐに斬るわけでなく、ターゲットと暫く過ごす時間があるのも面白い。最後には温まる場面もあり、面白かった。

  • 目的も期間も具体的な方法も教えてもらえないまま、10人殺せば褒美が貰えるとだけ教えら、死神として働く主人公。仕事の進捗がないと、上司と同僚全員から罵られ、暴力を振るわれる。
    そんな苦痛から逃れるため、本心に反することを仕事と言い訳しながら行う描写は、現実のブラック企業ってこんなんなんだろうなあと納得してしまう。
    ラストシーンはいいお話。

  • ものすごいブラック企業だな。と死神の職場を見ると思ってしまう。何のためにやっているのかも分からないと辛くなることもありそう。そんな職場(?)で働く西野が、自分が遺した妻のところに派遣される話。死神なのだから、命を取ろうとするのだろうな。と思いながら読んでいたけれど、それを忘れるくらい楽しそうに料理を食べているのが印象的だった。西野と咲良と翔太が楽しそうにしているところをもう少し見ていたかった。

  • 死神の仕事とはいえ、自分の奥さんを死なすのは
    違和感を感じました。テンポが悪く、なんとか読み切り
    ました。連作短編ではないので、読みにくかったです。
    「幸福堂書店はじめました。」は面白かった
    のですが、作風が変わったのかな~

  • 上司が変わった理由とか、会社のシステムとか今ひとつよくわからなかった。わからなくてもラストには何の問題もなかったけど……。

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著者プロフィール

作家。二人の子を育てる親でもあり、『ありのままに生きてます 見習いたくなるいきもの物語』(KADOKAWA)、『新入社員、社長になる』(小学館文庫)など、児童書から一般文芸までいろいろなジャンルの物語を手掛ける書き手。

「2021年 『5分で読書 意味が分かると世界が変わる、学校の15の秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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