ツツヌケ (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 44
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575523041

作品紹介・あらすじ

辻井未来は、小学2年生の娘・茉優と二人暮らし。モラハラ夫と離婚し、介護センターに勤めて派遣のヘルパーをしている。あるとき、ひとり暮らしの介護利用者の家に、夜中、何者かが侵入するという問題が起きた。同僚ヘルパーのイケメン、晴馬が暗視カメラを置いてみることを提案。スマホにつなげ、ほどなく犯人は判明したが、最先端のAI機器の便利さに触れた未来は、一人で家にいることが多い茉優を心配して、自宅にもAIスピーカーと連動するカメラを導入した。しかし、後日、家に帰ると茉優の姿が消えていた――。現代に潜む、思いがけぬ危険を炙り出すサスペンス、文庫書き下ろしで登場!

感想・レビュー・書評

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  • AI機器を前面に出した今風のテーマですね。

    派遣のヘルパーをしている辻井 未来。
    娘のことが心配で、同僚の勧めもあり、家に暗視カメラを置くことに。
    しかし、そこに写っていたのは?

    敵が味方に、味方が敵に...
    果たして、誰を信じれば良いのか。

    誘拐された娘の場所を見つけ出した、
    驚きの方法とは?
    ヒントは、最初のページにあったんですね。
    なるほど。

    最後の急展開は予想外でしたが、無事で良かったです。

  • IoT機器の危険性をテーマにしたミステリー。今作のように簡単に抜け穴を使われることはないかと思いますが、使う人が増えれば増えるほど、甘いパスワードで運用する人も増えるんでしょうか。そうなるとこの話は絵空事ではないんですよね。

  • 『アレクサ・ヘイシリ・オーケーグーグル・誰に覗かれてるか教えて!』

    娘と二人暮らしの未来は、留守番の多い娘を心配して、介護センターの同僚の晴馬に暗視カメラの設置とAIアミーゴとの接続をお願いする。すると・・・
    AIは便利ではあるけれど、どこで監視されているかわからないので不安が残る。便利なんだけど・・・

  • 辻井未来は、小学2年生の娘・茉優と二人暮らし。モラハラ夫と離婚し、介護センターで派遣のヘルパーをしている。あるとき、ひとり暮らしの利用者の家に、夜中、何者かが侵入するという問題が起きた。ほどなく犯人は判明し、最先端のAI機器の便利さに触れた未来は、留守番の多い茉優を心配して、自宅にも導入した。しかし、後日、茉優の姿が突然消えた―。現代に潜む、思いがけぬ危険を炙り出す緊迫のサスペンス!(e-honより)

  • そんなこと他人にさせたら危ないよ!まさにツツヌケだよ!スマートなんとかって便利だけどね…。

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著者プロフィール

1974年東京生まれ、女性。1997年青山学院理工学部物理学科を首席で卒業後、某通信会社に入社。現在に至るまでERPシステム開発、グローバルネットワーク設計、CTI/CRMシステムの開発などを手がける。2002年2月、ProjectSEVENの連載をインターネット上でスタート。多くの読者の支持を得て、出版デビュー。その後「WEB探偵 昴」を出版。

「2007年 『Project SEVEN』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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